健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
441500
専門基礎科目
保健医療福祉とリハビリテーションの理念
1回生 前期
授業コード 科目名 単位
441501
リハビリテーション概論
1
代表担当者名
冷水 誠
科目内容
〔授業の到達目標〕
リハビリテーションという考え方および枠組みを理解する。
リハビリテーションにおける障害構造について理解する。
リハビリテーションに関わる職種およびその役割等について理解する。

〔授業科目内容の概要〕
本講義ではリハビリテーション対象者に対し,最良のリハビリテーションサービスを提供するために必要となる知識および考え方について講義する。具体的には,その定義と枠組み,人間の生活とその障害について,リハビリテーションスタッフの役割と連携,リハビリテーションを取り巻く環境等についてである。また,近年におけるリハビリテーション領域の新たな動向についても情報を提供することで,リハビリテーションにおける創造性を育めるよう講義を行う。

〔授業計画〕
第1回 オリエンテーション
第2回 リハビリテーションとは(定義と理念)
第3回 リハビリテーションの歴史
第4回 リハビリテーションの目的
第5回 リハビリテーションの対象
第6回 障害論概要(ICIDHとICF)
第7回 障害構造(心身機能とその障害)
第8回 障害構造(活動とその制限)
第9回 障害構造(社会参加とその制約)
第10回 各障害構造の関係性
第11回 リハビリテーション対象者の心理
第12回 リハビリテーションに関わる職種
第13回 最近のリハビリテーション領域の動向
第14回 リハビリテーションを取り巻く行政制度
第15回 まとめ

〔授業外学修の指示〕
授業は配付資料を中心にできるだけ参加型としますので,自己学修として参考図書による復習を心がけるようにしてください。

〔使用教材〕
授業ごとにプリント配付

〔参考図書〕
「PT・OT・ST・ナースを目指す人のためのリハビリテーション総論」,椿原彰夫 編集(診断と治療社:978-4-7878-1880-5)
「セラピストのための概説リハビリテーション」,嶋田智明 編集(文光堂:978-4-8306-4357-6)
「理学療法概論」,庄本康治 編集(羊土社:978-7581-0224-7)
その他 授業にて適宜紹介する。

〔成績評価の方法・基準〕
定期試験の結果(80%),および課題提出状況・内容(20%)にて評価する。

〔学生へのメッセージ〕
同時期に開講されている「理学療法概論」と併せて,「リハビリテーションの意味」を理解するよう積極的に授業に参加してください。

〔教員の実務経験〕
理学療法士として様々な患者と接した経験を活かし、患者が社会復帰する過程についての実情を教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕HCW1121

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2)保健・医療・福祉の各分野の専門家と連携・協働しつつチーム医療に参画し、チームの中でリーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)豊かな教養と幅広い視点を持っている。(知をみがく/知識・理解)
(4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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