科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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441800 |
専門基礎科目 |
疾病と障害の成り立ち及び回復過程の促進 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
441801 |
リハビリテーション医学 |
1 |
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代表担当者名 | |||
奥埜 博之 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 リハビリテーション医学全般と代表的な疾患の障害構造についての理解を深め、臨床現場の実際を理解することができる。 〔授業科目内容の概要〕 リハビリテーション医学とは、疾患による障害の程度を最小化し、残存能力を最大化するための医学であるといえます。それを学ぶための礎となるエッセンスを実際の現場から届けます。 〔授業計画〕 1.リハビリテーション医学について〜臨床現場から伝えたいこと〜 (奥埜) 2.リハビリテーション医学の歴史①〜成り立ちから学ぶ〜 (赤口) 3.リハビリテーション医学の歴史②〜評価法の変遷〜(塩崎) 4.リハビリテーション医学の歴史③〜障害構造の捉え方〜(塩崎) 5.リハビリリテーション医学の今後の展望(塩崎) 6.リハビリテーションと職域拡大〜前庭リハとは何か〜(塩崎) 7.リハビリテーション 医療の今後・DX時代、療法士の活躍する現場の拡大について (鉄村) 8.脳卒中症例の評価の実際(奥埜) 9.運動器疾患のリハビリテーション (壹岐) 10.疼痛症例に対するリハビリテーション (壹岐) 11.中枢神経疾患に対するリハビリテーション (尾川) 12.生活期のリハビリテーションの実際(尾川) 13.片麻痺症例の話を聞く・質問する(植田・奥埜) 14.片麻痺症例を実際に評価する(植田・奥埜) 15.総合討論と発表、まとめ(奥埜) 〔授業外学修の指示〕 可能であれば実際の患者さんの様子が描かれた一般書をたくさん読んでください。(例:オリバーサックスの著書など) 〔使用教材〕 その都度、講義資料を配付 〔参考図書〕 特になし 〔成績評価の方法・基準〕 作品(発表資料)の提出:50%、レポート:30%、授業に対する姿勢:20% 〔学生へのメッセージ〕 患者さんの不自由さをできるだけ軽減し、残された患者さんの能力を見逃さず最大限に引き出し、患者さんの生活と人生の質の向上に貢献するために学び続ける姿勢が理学療法士には求められます。講義を通して、現場の喜びと苦悩、学び続けることの重要性が伝われば嬉しいです。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕MDD1121 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (2)保健・医療・福祉の各分野の専門家と連携・協働しつつチーム医療に参画し、チームの中でリーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性) (3)豊かな教養と幅広い視点を持っている。(知をみがく/知識・理解) (4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解) (7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |