健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
442600
専門基礎科目
疾病と障害の成り立ち及び回復過程の促進
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
442601
一般臨床医学
1
代表担当者名
前原 佳代子
科目内容
〔授業の到達目標〕
救急疾患の病態を理解し、救命処置を説明できる。外科、脳神経外科、皮膚科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科の代表的な疾患について、病因、病態生理、症候、診断、治療を説明できる。医療従事者として必要な臨床医学の知識を身につけている。

〔授業科目内容の概要〕
救急医療、外科学、脳神経外科学、皮膚科学、産婦人科学、眼科学、耳鼻咽喉科学における代表的な疾患について、病因、病態生理、症候、診断、治療を学ぶ。また、それらの傷病者・患者に対する留意事項を考える。

〔授業計画〕
第1回 疾病の成り立ち
第2回 疾患診断の過程と治療(栄養・食事療法、運動療法、薬物療法、手術、放射線治療など)の概要
第3回 救急医療
第4回 心臓の疾患
第5回 血管の疾患
第6回 脳の疾患
第7回 肺の腫瘍
第8回 消化管の腫瘍
第9回 肝臓の疾患
第10回 皮疹と皮膚炎
第11回 熱傷と感染症
第12回 婦人科の疾患
第13回 産科の疾患
第14回 眼科の疾患
第15回 耳鼻咽喉科の疾患

〔授業外学修の指示〕
授業外での予習・復習を欠かさないこと。参考図書などを読み、授業に臨むこと。
授業に参加する前に、疾患の理解に必要な解剖学、生理学、病理学を復習しておくこと。
授業や復習で学んだことや学び直したことをノートにまとめること。

〔使用教材〕
授業資料を適宜配布

〔参考図書〕
『臨床医学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 』 医薬基盤・健康・栄養研究所 監修、羽生大記・河手久弥 編、南江堂 2019年(ISBN 978-4-524-24619-9)
『看護のための臨床病態学 改訂4版』 浅野嘉延・吉山直樹 編集、南山堂 2020年 (ISBN 978-4-525-50514-1)
『がんがみえる 第1版』 安藤雄一 他 監修、メディックメディア 2022年 (ISBN 978-4-89632-860-8)
『病気がみえる vol.1 消化器 第6版』 武藤学 他 監修、メディックメディア 2020年 (ISBN 978-4-89632-792-2)
『病気がみえる vol.2 循環器 第5版』 永井利幸 他 監修、メディックメディア 2021年 (ISBN 978-4-89632-830-1)
『病気がみえる vol.3 糖尿病・代謝・内分泌 第5版』 森野勝太郎 他 監修、メディックメディア 2019年 (ISBN 978-4-89632-766-3)
『病気がみえる vol.4 呼吸器 第3版』 巽浩一郎 他 監修、メディックメディア 2018年 (ISBN 978-4-89632-730-4)
『病気がみえる vol.7 脳・神経 第2版』 尾上尚志 他 監修、メディックメディア 2017年 (ISBN 978-4-89632-686-4)
『病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科 第4版』 井上裕美 他 監修、メディックメディア 2018年 (ISBN 978-4-89632-712-0)
『病気がみえる vol.10 産科 第4版』 井上裕美 他 監修、メディックメディア 2018年 (ISBN 978-4-89632-713-7)
『病気がみえる vol.12 眼科』 村田敏規 他 監修、メディックメディア 2019年 (ISBN 978-4-89632-760-1)
『病気がみえる vol.13 耳鼻咽喉科』 松村讓兒 他 監修、メディックメディア 2020年 (ISBN 978-4-89632-815-8)
『病気がみえる vol.14 皮膚科』 椛島健治 他 監修、メディックメディア 2020年 (ISBN 978-4-89632-818-9)
『標準皮膚科学 第11版』 照井正・石河晃 編集、岩月啓氏 監修、医学書院 2020年 (ISBN 978-4-260-03888-1)
『標準眼科学 第14版』 中澤満・村上晶・園田康平 編集、医学書院 2018年 (ISBN 978-4-260-03657-3)
『イラスト眼科 第7版』 渡邉郁緒・新美勝彦 著、分光堂 2003年 (ISBN 978-4-8306-5516-6)
『目でみる耳鼻咽喉科疾患』 池田勝久 編集、文光堂 2017年 (ISBN 978-4-8306-3329-4)
『新耳鼻咽喉科学 改訂11版』 切替一郎 著、野村恭也 監修、加我君孝 編集、南山堂 2013年 (ISBN 978-4-525-37051-0)
『言語聴覚士テキスト 第3版』 大森孝一 他 編集、医歯薬出版 2018年 (ISBN 978-4-263-26560-4)

〔成績評価の方法・基準〕
1.授業内テスト:40%(授業で学習した内容を出題範囲とする)
2.提出物:50%(ノートまとめを評価する)
3.受講態度:10%(授業中のグループワークなど授業への参加度と貢献度を評価する)

〔学生へのメッセージ〕
授業における学びと時間外学修を通して、医療従事者に必要な臨床医学の知識を修得すること。図書館に所蔵されている参考図書などを活用して理解を深めること。

〔教員の実務経験〕
医師、研究者としての業務経験を活かし、現場での実体験も示しながら、一般臨床医学を学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MDD1121

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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