科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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442900 |
専門基礎科目 |
疾病と障害の成り立ち及び回復過程の促進 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
442901 |
救急医学 |
1 |
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代表担当者名 | |||
谷口 昌宏 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1.緊急時における観察・アセスメントの視点が理解できる。 2.緊急時に悪化を防いで速やかに回復につなげるための対処方法が理解できる。 3.訪問等で直ぐに医師・看護師が対応できない環境で従事することも増えてきました。 急変時に単独で対応できる知識と技術を習得します。 4.医師が行う二次救命処置を理解します。 〔授業科目内容の概要〕 急激な健康状態の変化や外傷により身体の危機的状況にある患者の観察・アセスメントと初期対処の方法を学習する。特に外来や病棟の病院内はもちろん、家庭・職場・学校・交通事故・災害など、およそ人々が社会生活を営むすべてのシーンで展開されるべきプレホスピタルケアを学習します。 講義で基礎的な知識を学び、学生相互でまた人形を使用した実技で緊急時の対応が適切に行えるようにします。 〔授業計画〕 第 1回 救急医学の概要 第 2回 観察の基本(バイタルサイン、トリアージ) 第 3回 体位・保温・搬送 第 4回 心肺蘇生法の重要性・気道確保 第 5回 心肺蘇生法(胸骨圧迫・人工呼吸) 第 6回 除細動(AED) 第 7回 窒息・異物除去 第 8回 心疾患・アナフィラキシーショック他 第 9回 創傷処置 (止血法・包帯法) 第10回 災害時の救助・DMATの活動 第11回 二次救命処置を理解する 第12回 感染予防・まとめ 第13回 演習(1)バイタルサイン・観察 第14回 演習(2) 心肺蘇生法(胸骨圧迫とAED) 第15回 演習(3) 搬送・止血・骨折固定 第16回 テスト 〔授業外学修の指示〕 さまざまな傷病者に対して、どのような対応をすればよいのか、各回異なったテーマで進みます。重要ポイントを復習し、課題に取り組んでいきます。 〔使用教材〕 授業資料を適宜配布 〔参考図書〕 1.改定第4版BLS:写真と動画でわかる一次救命処置 株式会社Gakken 発行2023年1月 2.改定6版 救急蘇生法の指針2020 へるす出版 発行2022年3月 〔成績評価の方法・基準〕 テスト(60%)・課題提出(30%)・授業態度(10%) 〔学生へのメッセージ〕 病院内だけでなく、バイスタンダーとして救急場面に遭遇したとき医療従事者として手助けができるよう、知識と技術を身につけてほしいと思います。 「下手にやったら…」はできない者の言い訳です。〝なぜ〟の原点に戻って「わかる救急対応」を学びます。 〔教員の実務経験〕 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕MDD1123 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解) (7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |