健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
445220
専門科目
理学療法治療学
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
445221
神経系理学療法学実習
1
代表担当者名
松尾 篤
科目内容
〔授業の到達目標〕
・脳障害患者の理学療法における評価を述べることができる.
・Impairmentに対する治療,Activity limitationに対する動作訓練を計画でき,健常者同士で実施できる.

〔授業科目内容の概要〕
本実習では,神経系理学療法学A・Bで修得した知識を基に,脳障害患者に対する一連の理学療法評価および治療・訓練の実践を学習する.また,症例の視聴覚資料を使用した模擬評価も経験する.

〔授業計画〕
第1回 脳障害によるPrimary Impairment11(中枢性疼痛)
第2回 脳障害患者のSecondary impairment
第3回 脳障害患者の理学療法評価・治療概論
第4回 脳障害患者の急性期の基本的理学療法プログラム
第5回 脳障害患者の回復期・維持期の基本的理学療法プログラム
第6回 運動麻痺に対する評価と治療(神経筋再教育概論)
第7回 運動麻痺に対する評価と治療(神経筋再教育の実際)
第8回 協調性障害に対する評価と治療
第9回 神経リハビリテ-ション概論(脳の可塑性の原理)
第10回 神経リハビリテ-ション概論(脳の可塑性の条件)
第11回 神経リハビリテ-ション概論(脳の可塑性メカニズム:Wardの理論)
第12回 神経リハビリテーション概論(脳の可塑性メカニズム:半球間相互作用)
第13回 神経リハビリテーション各論(課題指向型トレーニング:上肢)
第14回 神経リハビリテーション各論(課題指向型トレーニング:下肢)
第15回 定期試験
第16回 後期のまとめ

〔授業外学修の指示〕
各自で復習を行い,疑問点については早期に解決すること.

〔使用教材〕
『標準理学療法学 神経理学療法学 第3版』 森岡周 他.医学書院

〔参考図書〕
Evidence-based Review of Stroke Rehabilitation(http://www.ebrsr.com/index_home.htmlより全文ダウンロード可能)

〔成績評価の方法・基準〕
定期試験(100%)で評価する.

〔学生へのメッセージ〕
実習時には実習のできる服装を準備すること.
積極的に楽しく学ぶこと.

〔教員の実務経験〕
理学療法士として業務に従事していた時の経験を活かし、現場での実体験も示しながら、神経系理学療法学の知識と技術を教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PHT1133

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(8)理学療法学に関する専門的知識と的確な技術をもって、人間の身体と健康に関する今日的課題を解決し、自らの価値観のもとに創意工夫をこらすことで、地域社会および国際社会に貢献することができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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