科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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445600 |
専門科目 |
理学療法治療学 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
445601 |
生活技術学 |
1 |
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代表担当者名 | |||
冷水 誠 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 理学療法評価および治療・訓練において欠くことのできない「日常生活活動」の構成要素およびその支援と介助方法を理解する。また,「日常生活活動」の具体的な評価方法を説明できる。 〔授業科目内容の概要〕 理学療法の目的は日常生活における活動能力を改善させることである。そのため,日常生活活動(ADL)にはどのような機能が必要であるか(どのような機能障害がADLを制限するか(活動制限となるか))を理解する必要がある。また,より円滑なADLを可能とさせるための支援機器や人的介助に関する知識も必要である。 本講義では,ADLがどのように構成され,どのように評価すればよいか,また,ADLを支援するための機器および介助方法について主要な疾患による特性をふまえて講義する。 〔授業計画〕 第1回 生活技術学とは 第2回 ADLとQOL 第3回 できるADLとしているADL 第4回 動作評価総論:基本的動作の観察と分析 第5回 基本的動作評価 寝返り〜座位保持 第6回 基本的動作評価 椅子からの立ち上がり・立位保持 第7回 基本的動作評価 床からの立ち上がり・歩行・階段昇降 第8回 移動関連補助具(杖) 第9回 移動関連補助具(歩行器・車椅子) 第10回 ADL評価 手指機能と感覚 第11回 ADL評価self-careとその支援(食事動作,整容動作,更衣動作) 第12回 ADL評価self-careとその支援(トイレ動作,入浴動作,移乗動作) 第13回 ADL評価バッテリー 第14回 疾患別ADLの評価と指導 第15回 まとめ 〔授業外学修の指示〕 理学療法評価学や運動学の内容を含む授業になるので,これらの教科書および講義資料を復習しておくこと。 〔使用教材〕 授業ごとにプリントを配布 「標準理学療法学専門分野 日常生活活動学・生活環境学 第5版」,鶴見隆正 編集(医学書院:978-4-260-00758-0) 〔参考図書〕 講義にて適宜紹介する。 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験結果(80%),および出席および授業態度(20%)にて評価する。 〔学生へのメッセージ〕 難しい内容ではないですが,理学療法へ直結する科目ですので真剣に取り組んでください。 〔教員の実務経験〕 理学療法士として様々な患者の障害の評価と治療の経験を活かし、実際の患者の障害を捉える具体的方法について実践的に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕PHT1133 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解) (7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |