健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
446200
専門科目
理学療法治療学
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
446201
理学療法技術実習B
1
代表担当者名
冷水 誠
科目内容
〔授業の到達目標〕
基本的な理学療法評価技術において,その意義や理論を理解した上で,健常人に対して適切に実施できる技術および可能な限り臨床的な技術を習得する。また,評価プロセスにおける「統合と解釈」の考え方を経験する。

〔授業科目内容の概要〕
これまで学習した基本的な理学療法評価のうち,臨床上重要となる検査・測定項目について,実際の機能障害を想定しながらその意義を復習し,臨床を想定した実践的な技術習得を目指す。また,その結果に対する考察(統合と解釈)の思考プロセスについても学習する。さらに,これらの知識・技術習得に必要な基礎医学に関する知識についても理解を深める。

〔授業計画〕
第1回 オリエンテーション,評価プロセスの復習,間接的情報収集
第2回 動作観察と分析の実際
第3回 動作観察(歩行症例1)
第4回 動作分析(歩行症例1)
第5回 動作観察と分析(歩行症例2)
第6回 動作観察と分析(歩行症例3)
第7回 動作観察と分析(立ち上がり動作症例1)
第8回 動作観察と分析(立ち上がり動作症例2)
第9回 動作観察と分析(立ち上がり動作症例3)
第10回 動作観察と分析(歩行症例4)
第11回 関節可動域測定(関節可動域制限と臨床的推論)
第12回 筋力評価(筋力低下と臨床的推論)
第13回 模擬症例における検査・測定の実際1
第14回 模擬症例における検査・測定の実際2
第15回 まとめ

〔授業外学修の指示〕
ジャージなど動きやすい服装とすること。
理学療法評価学(演習)の内容を復習しておくこと。

〔使用教材〕
配付資料
医学的基礎知識の復習のため,解剖学・運動学などの教科書を随時使用する。

〔参考図書〕
講義にて適宜紹介する。

〔成績評価の方法・基準〕
レポート課題70%,授業態度30%にて評価する。

〔学生へのメッセージ〕
基本的には2回生時に学んだ実習内容の復習となります。様々な知識・技術を再確認しながら積極的に参加するようにしてください。

〔教員の実務経験〕
理学療法士として実際に経験してきた動作観察とその分析能力および検査技術を活かし、評価方法についてさまざまなケースを想定した実践的方法を教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PHT1133

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(8)理学療法学に関する専門的知識と的確な技術をもって、人間の身体と健康に関する今日的課題を解決し、自らの価値観のもとに創意工夫をこらすことで、地域社会および国際社会に貢献することができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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