健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
446350
専門科目
理学療法治療学
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
446351
スポーツ系理学療法学
1
代表担当者名
福本 貴彦
科目内容
〔授業の到達目標〕
学生が今まで基礎科目で得た知識とスポーツ外傷・障害が発生するメカニズムとをリンクさせ理解できるようになる。また、疾患だけでなく、スポーツに携わるスタッフの役割やマネージメントの知識も身につく。

〔授業科目内容の概要〕
スポーツ外傷・障害のメカニズムとその予防、理学療法評価と機能診断、アスレチックリハビリテーションと、理学療法、理学療法プログラムの実際、及びスポーツと健康保持に関して、本講義では理学療法士が担う分野について演習を行い、理論と実際について修得する。

〔授業計画〕
第1回 オリエンテーション
第2回 スポーツ理学療法について
第3回 創傷の処置について
第4回 AEDなどの救急処置について
第5回 ウォーミングアップとクールダウンについて
第6回 スポーツの世界における理学療法士の役割
第7回 上肢のスポーツ障害と外傷(肩関節)
第8回 上肢のスポーツ障害と外傷(肘関節、手関節)
第9回 下肢のスポーツ障害と外傷(股関節)
第10回 下肢のスポーツ障害と外傷(膝関節)
第11回 下肢のスポーツ障害と外傷(足関節)
第12回 頸部のスポーツ障害と外傷
第13回 体幹のスポーツ障害と外傷
第14回 テーピング
第15回 障がい者スポーツについて
第16回 試験
テーピングの実技は義肢装具学実習の中で行う。

〔授業外学修の指示〕
この単位は、基礎科目群や運動系理学療法学の知識が必要。しっかり復習しておくように。

〔使用教材〕
『スポーツ外傷・障害の理学診断・理学療法ガイド』 臨床スポーツ医学編集委員会 文光堂 ISBN:9784830651359
および講義資料、PowerPoint(PC)

〔参考図書〕
『スポーツ理学療法』 浦辺幸夫(著) 医歯薬出版
『筋骨格系のキネシオロジー』 嶋田 智明 (翻訳) 医歯薬出版
『整形外科理学療法の理論と技術』 山嵜 勉 (編集) メジカルビュー社
『運動器疾患とリハビリテーション』 加倉井 周一(編集) 医歯薬出版
『スポーツマーケティング』 原田 宗彦 (著) 大修館書店

〔成績評価の方法・基準〕
課題提出(レポート)(10%)、最終試験(90%)から総合的に判断する。

〔学生へのメッセージ〕
理学療法分野の各論だけでなく、スポーツの世界での理学療法士の役割を理解してほしい。また、スポーツに携わる各スタッフの役割を理解し、自分は何がしたいのか、自分には何ができるのかを明確にしてほしい。

〔教員の実務経験〕
理学療法士としての業務に従事していた時の経験を活かし、スポーツ現場での理学療法士の活躍フィールドや実務内容について学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PHT1133

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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