健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
451000
専門基礎科目
人体の構造と機能・疾病の成り立ち
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
451001
解剖生理学Ⅱ
2
代表担当者名
前原 佳代子
科目内容
〔授業の到達目標〕
人体を構成する器官系のうち、運動器系、神経系、内分泌系、感覚器系、生殖器系の構造と機能を体系的に理解している。人体の発生について基本的な過程を理解している。解剖学と生理学の基本的な用語が説明できる。疾病の成り立ちを理解するために必要な基礎知識を身につけている。

〔授業科目内容の概要〕
人体の生命現象を理解するために必要な人体の正常な構造と機能について学ぶ。解剖生理学Ⅰに引き続き、解剖生理学Ⅱでは、運動器系、神経系、内分泌系、感覚器系、生殖器系と人体の発生について学ぶ。

〔授業計画〕
第1回 運動器系-骨
第2回 運動器系-骨格筋
第3回 運動器系-関節、主な体の骨格と骨格筋
第4回 神経系-神経系の構成と機能
第5回 神経系-脳と脳神経
第6回 神経系-脊髄と脊髄神経
第7回 神経系-自律神経系
第8回 授業内テスト、内分泌系-概要
第9回 内分泌系-視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺
第10回 内分泌系-副腎、膵島、性腺
第11回 感覚器系-感覚の種類と性質、視覚
第12回 感覚器系-聴覚と平衡覚、嗅覚と味覚
第13回 男性生殖器系
第14回 女性生殖器系
第15回 人体の発生、妊娠と分娩
第16回 定期試験

〔授業外学修の指示〕
授業外での予習・復習を欠かさないこと。教科書や参考図書などを読み、理解したことをノートにまとめたうえで授業に臨むこと。授業、復習で新たに学んだことや学び直したことをノートにまとめること。次回の授業までに、前回の授業内容を復習すること。
授業を理解するためには、高校の生物基礎の知識が必要になる。これらに関して自分の知識が不足していると思う場合は、授業に参加する前に高校の教科書などで復習しておくこと。

〔使用教材〕
『なるほどなっとく!解剖生理学 第2版』 多久和典子・多久和陽 著、南山堂 2019年 (ISBN 978-4-525-12162-4)
授業資料を適宜配布

〔参考図書〕
『系統看護学講座 専門基礎分野 人体の構造と機能[1] 解剖生理学 第10版』 坂井建雄 他 著、医学書院 2018年 (ISBN 978-4-260-03171-4)
『人体機能生理学 改訂第5版』 宮﨑俊一 他 著、杉晴夫 編、南江堂 2009年 (ISBN 978-4-524-25364-7)
『カラー人体解剖学 構造と機能:ミクロからマクロまで』 FHマティーニ 他 著、井上貴央 監訳、西村書店 2003年 (ISBN 978-4-89013-305-5)
『Visual 栄養学テキスト 人体の構造と機能および疾病の成り立ちⅠ 解剖生理学』 津田謹輔 他 監修、福島光夫 編、中山書店 2016年(ISBN 978-4-521-74284-7)
『人体の構造と機能 第5版』 内田さえ 他 編、医歯薬出版 2018年 (ISBN 978-4-263-23721-2)
『わかりやすい人体の構造と機能』 塩田浩平 編、中山書店 2013年 (ISBN 978-4-521-73762-1)
『カラー図解 人体発生学講義ノート 第2版』 塩田浩平 著、金芳堂 2017年(ISBN 978-4-7653-1740-5)
『臨床医学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 』 医薬基盤・健康・栄養研究所 監修、羽生大記・河手久弥 編、南江堂 2019年(ISBN 978-4-524-24619-9)
『病気がみえる vol.3 糖尿病・代謝・内分泌 第5版』 森野勝太郎 他 監修、メディックメディア 2019年 (ISBN 978-4-89632-766-3)
『病気がみえる vol.7 脳・神経 第2版』 尾上尚志 他 監修、メディックメディア 2017年 (ISBN 978-4-89632-686-4)
『病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科 第4版』 井上裕美 他 監修、メディックメディア 2018年 (ISBN 978-4-89632-712-0)
『病気がみえる vol.10 産科 第4版』 井上裕美 他 監修、メディックメディア 2018年 (ISBN 978-4-89632-713-7)
『病気がみえる vol.11 運動器・整形外科』 松村讓兒 他 監修、メディックメディア 2017年 (ISBN 978-4-89632-632-1)
『病気がみえる vol.12 眼科』 村田敏規 他 監修、メディックメディア 2019年 (ISBN 978-4-89632-760-1)
『病気がみえる vol.13 耳鼻咽喉科』 松村讓兒 他 監修、メディックメディア 2020年 (ISBN 978-4-89632-815-8)
『イラスト眼科 第7版』 渡邉郁緒・新美勝彦 著、分光堂 2003年 (ISBN 978-4-8306-5516-6)
『標準眼科学 第14版』 中澤満・村上晶・園田康平 編集、医学書院 2018年 (ISBN 978-4-260-03657-3)
『目でみる耳鼻咽喉科疾患』 池田勝久 編集、文光堂 2017年 (ISBN 978-4-8306-3329-4)
『新耳鼻咽喉科学 改訂11版』 切替一郎 著、野村恭也 監修、加我君孝 編集、南山堂 2013年 (ISBN 978-4-525-37051-0)

〔成績評価の方法・基準〕
1.定期試験および授業内テスト:50%(授業で学習した内容全体を出題範囲とする)
2.提出物:40%(予習と復習のノートまとめを評価する)
3.受講態度:10%(授業中のグループワークなど授業への参加度と貢献度を評価する)

〔学生へのメッセージ〕
管理栄養士関連の職域で必要な基礎知識である。授業における学びと時間外学修を通して修得に努めること。図書館に所蔵されている参考図書や視聴覚教材、人体模型を活用して理解を深めること。

〔教員の実務経験〕
医師、研究者としての業務経験を活かし、人体の構造と機能及び疾病の成り立ちを理解するために必要な基礎知識を学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SFH1221

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2)食品・栄養・保健・医療分野の専門家と連携・協働するために必要な協調性とリーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解)
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