科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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451350 |
専門基礎科目 |
人体の構造と機能・疾病の成り立ち |
1回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
451351 |
生化学Ⅰ |
2 |
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代表担当者名 | |||
松村 羊子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素をはじめとする生体に含まれる様々な有機成分について学び、主としてそれらの化学構造の特徴や性質が理解できる。 〔授業科目内容の概要〕 生化学は、化学的手法を用いて生命現象を解析し、その本質を分子レベルで理解しようとする学問である。本講義では、主要な生体成分であるタンパク質、糖質、脂質などがどのような構造や性質を持つかについて理解を深めるとともに、代謝をつかさどる酵素反応についても学び、生化学全般に関する基礎的な知識を身につける。 〔授業計画〕 第1回 有機化学の基礎-原子の構造と共有結合 第2回 アミノ酸とタンパク質(1)-アミノ酸の基本構造 第3回 アミノ酸とタンパク質(2)-ペプチド結合とタンパク質の高次構造 第4回 アミノ酸とタンパク質(3)-タンパク質の化学的性質 第5回 炭水化物(1)-糖類の基本構造 第6回 炭水化物(2)-単糖類の特徴と反応性 第7回 炭水化物(3)-少糖類と多糖類 第8回 脂質(1)-脂質の構造と分類 第9回 脂質(2)-油脂の性質と反応性 第10回 脂質(3)-リン脂質の構造と細胞膜 第11回 酵素とビタミン(1)-酵素による触媒作用と補助因子 第12回 酵素とビタミン(2)-酵素の作用機構および酵素活性の制御 第13回 酵素とビタミン(3)-ビタミンと酵素反応 第14回 化学メッセンジャー(1)-ホルモンの構造とその作用 第15回 化学メッセンジャー(2)-神経伝達物質とその作用 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 毎回必ず学習内容を復習すること。 〔使用教材〕 『マクマリー生物有機化学[生化学編]原著8版』菅原二三男・倉持幸司 監訳、丸善出版株式会社(ISBN978-4-621-30240-8) 〔参考図書〕 必要に応じて指示する。 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験(85%)および授業に対する姿勢(15%)により評価する。 〔学生へのメッセージ〕 生化学は基礎栄養学、応用栄養学の基礎となり、また食品学と関連する事項も多い科目です。記憶力よりも理解力が必要とされるので、毎回学習することをしっかりと身につけるように心がけてください。 〔教員の実務経験〕 民間において食品の開発に従事していた経験を活かし、栄養成分の化学構造に関する講義を行っている。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SFH1221 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解) |