健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
453300
専門基礎科目
食べ物と健康
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
453301
食文化論
2
代表担当者名
岩田 惠美子
科目内容
〔授業の到達目標〕
食文化の知識を身につけ、食生活を豊かに演出できる。

〔授業科目内容の概要〕
食は生命を維持するためだけではなく、団らんや行事などの社会的機能も有するため、食に関する営みを支える食文化は、民族や地域により多様に変化してきた。そのため、わが国の食文化を理解するにあたり、食文化の構成要素である食材、調理法、食事作法などについての現状と形成過程を、他国や他の地域の食文化とも比較しながら学ぶ。また、本講義がフードスペシャリストの必須科目であることを踏まえ、フードスペシャリストの意義と概要、その活用についても学ぶ。

〔授業計画〕
第1回 食文化の成り立ち、フードスペシャリストの役割と展望
第2回 人類の歩みと食物
第3回 多様な食文化(食作法・宗教と食物禁忌)
第4回 世界各地の食事情
第5回 日本食物史
第6回 日本の食文化
第7回 行事食、食の地域差
第8回 郷土料理
第9回 食品加工・保存技術
第10回 現代日本の食文化(食生活の変化と消費生活)
第11回 現代日本の食文化(食産業・環境と食)
第12回 食品産業の役割(食品製造業の規模や特徴)
第13回 食品産業の役割(食品の卸売業や小売業・外食産業)
第14回 食情報
第15回 消費者保護
第16回 定期試験

〔授業外学修の指示〕
講義内容について、わからなかったところは自分で調べるなど、常にまとめておく習慣を身につけて下さい。

〔使用教材〕
『四訂フードスペシャリスト論(第7版)』日本フードスペシャリスト協会編、建帛社(ISBN978-4-7679-0714-7)

〔参考図書〕
『基礎から学ぶ調理実習』新調理研究会編、オーム社 (ISBN978-4-274-06998-7)

〔成績評価の方法・基準〕
授業態度(20%)、課題(20%)、定期試験(60%)

〔学生へのメッセージ〕
本講義は食の文化的側面を主に学ぶものであり、フードスペシャリスト資格認定試験受験資格取得のための必須科目であるとともに、今後の食生活をより豊かなものにするために役立つものである。日頃から、新聞やテレビなどの食情報にも関心を持ち疑問に思ったキーワードは教科書や参考図書などで確かめる習慣を持ってほしい。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕FOH1221

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)豊かな教養と幅広い視点を持っている。(知をみがく/知識・理解)
(4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解)
© Copyright 2018 畿央大学. All Rights Reserved.