健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
454250
専門科目
栄養教育論
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
454251
栄養教育論Ⅱ
2
代表担当者名
宮前 眞智子
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)栄養教育論Ⅰで学んだ行動科学などの基礎的理論や手法の特性に基づいて、ライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育が理解できる。
(2)対象に応じたQOLの向上を目指した栄養教育による食に関する支援の内容や方法が選択できる。

〔授業科目内容の概要〕
栄養教育論Ⅰの応用発展として、身体的、精神的、社会状況等のライフステージ、ライフスタイルに応じた栄養教育及び臨床栄養教育並びに健康課題について修得する。対象に応じた栄養教育をマネジメントするとともに、それぞれのQOLの向上をはかるために望ましい食行動を習慣化していくための方法について理解を深める。

〔授業計画〕
第1回 ガイダンスと妊娠・授乳期の特徴と留意点
第2回 妊娠・授乳期の栄養教育
第3回 乳幼児期の特徴と留意点
第4回 乳幼児期の栄養教育
第5回 学童期の特徴と留意点
第6回 学童期の栄養教育
第7回 思春期の特徴と留意点と栄養教育
第8回 学童・思春期の肥満・痩身傾向の栄養教育
第9回 学童・思春期の肥満・摂食障害・スポーツと栄養教育
第10回 成人期の特徴と留意点
第11回 成人期の栄養教育
第12回 高齢期の特徴と留意点
第13回 高齢期の栄養教育
第14回 競技スポーツ・傷病者の栄養教育
第15回 要介護者・障害者・災害時の栄養教育
第16回 定期試験

〔授業外学修の指示〕
栄養教育論Ⅰで学んだ行動科学理論及び栄養マネジメント、栄養カウンセリング等を復習しておくこと。
授業資料及び小テスト等の提出については、授業支援システム(OpenCEAS)を通して配信するので、必ず予習・復習をし、自らも学修を深めること。

〔使用教材〕
『サクセス管理栄養士講座 栄養教育論』小林麻貴・斎藤トシ子・川野因著(第一出版)ISBN 978-4-8041-1427-9
※「栄養教育論Ⅰ」と同じ

〔参考図書〕
『栄養教育論 改訂第5版』武見ゆかり・足立淑子・木村典代・林芙美(南江堂)ISBN 978-4-524-22677-1
『栄養科学シリーズ 栄養教育論 第4版』笠原賀子・斎藤トシ子(講談社)ISBN 978-4-06-155398-9
『新 食品・栄養科学シリーズ 栄養教育論 第6版』中山令子・宮崎由子(化学同人)ISBN978-4-7598-1648-8

〔成績評価の方法・基準〕
1.受講態度:20%(出席状況及び授業中の私語や無断退席など受講上好ましくない行為に対してはマイナス評価をする。)
2.小テスト及びレポート:30%(テーマ別小テストによる評価及びレポートの提出状況と内容などを評価する。)
3.定期試験:50%(授業で学修した理解度を評価する。)

〔学生へのメッセージ〕
栄養教育は、食行動の変容により自己の健康管理能力を修得させQOLの向上を目指すものである。日常生活における栄養教育の場面を想定し、実践につなげられるようライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育の特徴や留意点等をよく理解すること。

〔教員の実務経験〕
栄養教諭としての経験を活かし、現場での体験等も示しながら、実際に求められているライフステージ・ライフスタイル別の栄養教育を教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕NUE1232

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。(知をみがく/知識・理解)
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