科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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461200 |
専門基礎科目 |
身体機能 |
3回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
461201 |
人体感覚計測実験 |
2 |
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代表担当者名 | |||
東 実千代 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 温熱環境が人の生理・心理に与える影響を検討するうえで必要な測定・評価方法を習得している。 〔授業科目内容の概要〕 健康で快適な住環境を計画するためには、環境と人の生理・心理反応の関係を理解する必要がある。本実験では、験者・被験者の両者を経験し、温熱環境測定方法および人体生理・心理反応や快適感に及ぼす影響を定量的に測定・評価する方法を実践的に学ぶ。さらに実験室における心理生理反応の結果と自宅における日常生活環境の測定結果を比較して考察する。 〔授業計画〕 第1回 人体感覚計測実験のガイダンス・班編成 第2回 実験計画・評定用紙の作成 第3回 機器の使用方法と校正 第4回 温熱環境測定と皮膚温・温冷感・快適感の測定(輻射条件・験者) 第5回 温熱環境測定と皮膚温・温冷感・快適感の測定(床暖房条件・験者) 第6回 温熱環境測定と皮膚温・温冷感・快適感の測定(部分加温条件・験者) 第7~8回 第4回・5回・6回実験のデータ整理 第9回 温熱環境測定と皮膚温・温冷感・快適感の測定(輻射条件・被験者) 第10回 温熱環境測定と皮膚温・温冷感・快適感の測定(床暖房条件・被験者) 第11回 温熱環境測定と皮膚温・温冷感・快適感の測定(部分加温条件・被験者) 第12~13回 第9回・10回・11回実験のデータ整理 第14回 自宅計測ガイダンス・機器の準備 第15~24回 自宅における環境測定と主観申告 第25回 自宅計測データの整理 第26回 温湿度データ解析 第27回 皮膚温データ解析 第28回 主観申告データ解析 第29回 レポート作成 第30回 まとめと解説 〔授業外学修の指示〕 参考図書により、環境測定法や体温生理学に関する基礎知識を身につけておくこと。 〔使用教材〕 担当者による配布資料 〔参考図書〕 『建築環境工学用教材 環境編』・日本建築学会(日本建築学会)・ISBN 978-4-8189-2223-5 『よりよい環境創造のための環境心理調査手法入門』・日本建築学会編(技報堂出版)ISBN 978-4-7655-2444-5 『体温生理学テキスト』入来正躬(文光堂)ISBN 978-4-8306-0220-7 〔成績評価の方法・基準〕 実験レポートにより評価する 〔学生へのメッセージ〕 集中講義のため、欠席しないこと。自宅で環境計測を行う課題がある。 受講人数により実験内容・順序を変更する場合がある。 〔教員の実務経験〕 建築士として業務に従事していた時の経験を活かし、温熱生理・心理反応に関する知識を学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FHB1323 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)人体の構造・機能や人間の生活全般についての科学的認識を持っている。(知をみがく/知識・理解) (7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |