健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
462710
専門科目
専門分野Ⅰ
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
462711
建築設計演習Ⅰ
2
代表担当者名
三井田 康記
科目内容
〔授業の到達目標〕
建築製図法の基礎や簡単な住宅の設計手法、手順が理解できる。

〔授業科目内容の概要〕
住環境に関する諸科目で学習した基礎知識をもとに、設計(デザイン)内容を図面として表現するための製図の基礎を学ぶ。週末住宅や戸建住宅の設計、透視図や模型の作成を通じて、基本的な建築設計図の描き方とプレゼンテーションを学ぶ。また、空間の捉え方の基本を学ぶ。

〔授業計画〕
第1回 課題説明・・・第1課題「週末住宅」 週末を過ごす小規模の隠れ家を計画し、平面的な広がり、空間の高さ、外部空間とのつながりなどについて考える。
第2回 エスキースチェック1(計画の概要・基本方針)
第3回 エスキースチェック2(主に平面計画)
第4回 エスキースチェック3(主に立面・断面計画)
第5回 エスキースチェック4(イメージ模型や各種エスキースの最終確認)
第6回 作図・模型作成(適宜、質疑応答を行う)
第7回 提出・訂正指示
第8回 課題説明・・・第2課題「住宅地の戸建住宅」 大学周辺の郊外住宅地に建つ4人家族が住む住宅の設計を通して、住まいに必要な空間のつながりや構成を学ぶ。
第9回 エスキースチェック1(計画の概要・基本方針)
第10回 エスキースチェック2(主に平面計画)
第11回 エスキースチェック3(主に立面・断面計画)
第12回 エスキースチェック4(イメージ模型や各種エスキースの最終確認)
第13回 作図・模型作成(適宜、質疑応答を行う)
第14回 提出・訂正指示
第15回 まとめと講評(両課題に対して行う)

〔授業外学修の指示〕
授業時間はあくまで課題説明・エスキースチェック・講評の時間であり、案作成・作図・製作は全て時間外に行うこと。

〔使用教材〕
製図道具一式
『建築製図基本の基本』・櫻井良明著・学芸出版社 ISBN978-4-7615-3189-8
課題ごとにプリントを配布する。

〔参考図書〕
『建築設計演習基礎編 建築デザインの製図法から簡単な設計まで』・彰国社 ISBN4-395-20001-X
『第3版 コンパクト建築設計資料集成』・日本建築学会編 ISBN978-4-621-07509-8

〔成績評価の方法・基準〕
図面、模型等の提出物:100% 一度でも期限内に課題を提出しなかった場合、不合格とする。

〔学生へのメッセージ〕
授業時間内では、満足のいく計画案を作成することはできない。あらかじめ、案を考え、決められてエスキースを毎週提示することが必須となる。

〔教員の実務経験〕
建築家としての業務の経験を活かし、実社会での建築設計の例を示しながら、建築設計法やプレゼンテーションの方法を教示している。
履修に関して留意すること
原則として、「図学」を履修済みであること。

〔科目分類番号〕SSⅠ1332

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
(5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能)
(6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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