科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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462730 |
専門科目 |
専門分野Ⅰ |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
462731 |
建築設計演習Ⅲ |
2 |
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代表担当者名 | |||
三井田 康記 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 小規模な木造建築の構造計画能力とその図面表現、および、中規模建築の設計能力やプレゼンテーション技術を習得する。 〔授業科目内容の概要〕 木造住宅の設計を通して、木造在来工法の架構方法やその断面算定・軸組計算能力を養う。更には、前記を通して、建築一般についての架構の基本を理解する。また建築を、使用者・立地・景観・気候など諸条件や芸術的価値などから複眼的に考え、理想的な案に収束させる能力を養う。 〔授業計画〕 第1回 課題説明・・・第1課題「木造在来工法の構造設計」 各自簡単な木造住宅を設計し、その住宅の構造設計(軸組計画)を行い図面化する。 第2回 エスキースチェック1(意匠設計) 第3回 エスキースチェック2(意匠図完成確認) 第4回 エスキースチェック3(各階床組・小屋組の検討) 第5回 エスキースチェック4(横架材断面算定・壁量の算定) 第6回 作図・模型作成(適宜、質疑応答を行う) 第7回 提出・講評 第8回 課題説明・・・第2課題「学生センター」 学生センターは大学生の学内における「居場所」である。学生達が、憩うためのスペース・研究や自主的活動のためのスペース・ゼミのためのスペースを新設する。更に、本センターは学生活動の発信の場として、地域への開放をも目指す。 第9回 エスキースチェック1(計画の概要・基本方針) 第10回 エスキースチェック2(主に平面計画) 第11回 エスキースチェック3(主に立面・断面計画) 第12回 エスキースチェック4(イメージ模型や各種エスキースの最終確認) 第13回 作図・模型作成(適宜、質疑応答を行う) 第14回 提出・訂正指示 第15回 講評(第2課題に対して行う) 〔授業外学修の指示〕 授業時間はあくまで課題説明・エスキースチェック・講評の時間であり、案作成・作図・製作は全て時間外に行うこと。 〔使用教材〕 製図道具一式 『初めての建築製図』・<建築のテキスト>編集委員会編 ISBN978-4-7615-2398-5 『建築設計演習基礎編 建築デザインの製図法から簡単な設計まで』・彰国社 ISBN4-395-20001-X 課題ごとにプリントを配布する。 〔参考図書〕 『第3版 コンパクト建築設計資料集成』・日本建築学会編 ISBN978-4-621-07509-8 〔成績評価の方法・基準〕 図面、模型等の提出物:100% 一度でも期限内に課題を提出しなかった場合、不合格とする。 〔学生へのメッセージ〕 課題の要件が複雑となり、設計の難易度が増す。そのため、発想だけではなく、計画案を練り上げる努力が必要となる。 〔教員の実務経験〕 建築家としての業務の経験を活かし、実社会での建築設計の例を示しながら、建築設計法やプレゼンテーションの方法を教示している。 |
履修に関して留意すること |
原則として、「建築設計演習Ⅰ」および「同Ⅱ」の単位を修得していないとこの科目は履修できない。 また、「建築一般構造Ⅰ」を履修済み、および、「建築一般構造Ⅱ」を履修中であることが望ましい。 〔科目分類番号〕SSⅠ1333 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) (5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能) (6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) (7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力) |