健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
462740
専門科目
専門分野Ⅰ
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
462742
建築設計演習Ⅳ
2
代表担当者名
三井田 康記
科目内容
〔授業の到達目標〕
一団地の住宅や公共建築等、複雑なプログラムを伴う各種建築の設計能力やプレゼンテーション技術を習得する。

〔授業科目内容の概要〕
集合住宅や公共建築を課題として、建築・空間に対する考え方・発想・展開を学ぶ。建築物単体にとどまらず、建築相互の関係性や周囲の環境をも考慮した計画や設計の手法、および、プレゼンテーションの技法についても学ぶ。

〔授業計画〕
第1回 課題説明・・・第1課題「中層集合住宅」 様々な世帯、様々なライフスタイルの人々が集住するため、多様なタイプの住戸を備えた共同住宅を計画する。敷地内に複数の建築を計画する場合の計画手法についても学ぶ。
第2回 エスキースチェック1(計画の概要・基本方針)
第3回 エスキースチェック2(主に配置計画)
第4回 エスキースチェック3(主に住戸計画)
第5回 エスキースチェック4(主に全体平面計画)
第6回 エスキースチェック5(主に立面・断面計画)
第7回 エスキースチェック6(イメージ模型や各種エスキースの最終確認)
第8回 作図・模型作成(適宜、質疑応答を行う)
第9回 提出・訂正指示
第10回 課題説明・・・第2課題「公共建築」 設計演習Ⅰ~Ⅳの集大成として、複雑なプログラムの充足と芸術としての建築の双方の観点から考えた公共建築を設計する。建築の形と内部空間、内部空間と外部空間の関わりを考慮しつつ自由な造形の建築を考える。更に、それをもたせる構造システムをも検討する。
第11回 エスキースチェック1(基本構想)
第12回 エスキースチェック2(主に平面・立面・断面計画)
第13回 エスキースチェック3(主に展示計画)
第14回 提出・訂正指示
第15回 まとめと講評(両課題に対して行う)

〔授業外学修の指示〕
授業時間はあくまで課題説明・エスキースチェック・講評の時間であり、案作成・作図・製作は全て時間外に行うこと。

〔使用教材〕
製図道具一式
『初めての建築製図』・<建築のテキスト>編集委員会編 ISBN978-4-7615-2398-5
『建築設計演習基礎編 建築デザインの製図法から簡単な設計まで』・彰国社 ISBN4-395-20001-X
課題ごとにプリントを配布する。

〔参考図書〕
『第3版 コンパクト建築設計資料集成』・日本建築学会編 ISBN978-4-621-07509-8

〔成績評価の方法・基準〕
図面、模型等の提出物:100% 一度でも期限内に課題を提出しなかった場合、不合格とする。

〔学生へのメッセージ〕
就職活動等の場で大学での学びについての成果を見せる機会が増えます。その時に備えて、ポートフォリオとして、成果をまとめてください。

〔教員の実務経験〕
建築家としての業務の経験を活かし、実社会での建築設計の例を示しながら、建築設計法やプレゼンテーションの方法を教示している
履修に関して留意すること
原則として、「建築設計演習Ⅰ」「同Ⅱ」および「同Ⅲ」の単位を修得していないとこの科目は履修できない。

〔科目分類番号〕SSⅠ1333

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
(5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能)
(6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
(7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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