科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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463510 |
専門科目 |
専門分野Ⅲ |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
463511 |
建築一般構造Ⅰ |
2 |
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代表担当者名 | |||
藤井 豊史 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 各種の建物に対して、主に意匠設計者の立場から、適切な構造材料とその架構をデザインできる。(本講義Ⅰ・Ⅱを通しての目標) 〔授業科目内容の概要〕 前半は、各種の建築構造材料や構造システムの概要を解説し、建築を安全に成立させるための基本を学ぶ。後半は、木造在来工法による簡単な建物の骨組みを設計できるようになることを目標に、その骨格のしくみ・各種部材の名称や寸法・接合方法について学ぶ。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーション 第2回 各種の力や単位 第3回 建築における力の種類 第4回 荷重と部材の変形 第5回 コンクリートと鋼と木 第6回 建築構造の基本的な形状 第7回 建築構造の各部材 第8回 長いスパンをもたせる水平部材や構面(圧縮部材) 第9回 長いスパンをもたせる水平部材や構面(引張部材) 第10回 木材の性状 第11回 木造在来工法-1(基本構造と建て方の手順) 第12回 木造在来工法-2(支える部材と支えられる部材) 第13回 木造在来工法-3(各部材の標準寸法) 第14回 木造在来工法-4(水平力に抵抗させるために) 第15回 まとめ 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 開講前に、初等数学(特に割り算の意味)や高校数学(特に初歩のベクトル)の完全な理解と「構造力学Ⅰ」の復習を行っておくこと。なお、本授業の内容は、建築設計演習(特に3年次同Ⅲ)の課題と直結する。 〔使用教材〕 「新版木造住宅工法」・坂本功編著・市ヶ谷出版社・ISBN4-87071-185-3 「図説テキスト建築構造」・建築構造システム研究会偏・彰国社・ISBN978-4-395-00897-1 および適宜配布するプリント類 テキストは授業の復習や定期試験のために必須であるが、授業への持参は必要ない 〔参考図書〕 特になし 〔成績評価の方法・基準〕 100%期末試験のみで評価する。授業態度が授業妨害にあたると教員が判断した者は、失格とする可能性がある。 〔学生へのメッセージ〕 2023年度の授業方式は、オンタイム(Zoom)の遠隔授業を原則とする。履修者は、時間的にも通信環境上も対応可能な準備を行うこと。 ただし、開講段階でCovid-19感染状況が大幅に改善した場合は、対面授業に変更する場合もある(後日連絡)。 〔教員の実務経験〕 建築家としての業務の経験を活かし、単なる理論だけではなく、現実の建築の成り立ちや構造方法を教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SSⅢ1332 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) |