健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
463750
専門科目
専門分野Ⅲ
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
463752
建築材料実験(3D2対象)
2
代表担当者名
水尾 洋光
科目内容
〔授業の到達目標〕
建築物を構成する材料(特に構造材料)の特性や強度の試験方法について、その基本的な知識・技術を、実験・実習を通して検証し追及することにより、建築物の計画・設計・施工に当たる建築技術者として必要な資質を身につける。

〔授業科目内容の概要〕
建築物を構成する材料のうち構造体を構成する主な材料について、品質管理及び品質保証のために行われる各種の試験方法を、供試体の作製や各種試験機器の操作などの実習を通して体得し、それらの材料の特性について理解を深める。

〔授業計画〕
第1回 建築材料実験の意義・実験データのまとめ方
第2回 セメントの密度試験
第3回 骨材のふるい分け試験
第4回 骨材の密度・吸水率試験
第5回 コンクリート調合設計の計算手順
第6回 実験結果に基づくコンクリートの調合設計
第7回 コンクリートの混練とスランプ試験、圧縮試験用供試体の作製
第8回 コンクリートの混練とスランプ試験、圧縮試験用供試体の作製
コンクリートの圧縮強度試験(材齢7日)
第9回 コンクリートの圧縮強度試験(材齢14日・7日)
コンクリート構造物の非破壊試験(シュミットハンマーによる強度測定)
第10回 コンクリートの圧縮強度試験(材齢21日・14日)
コンクリート構造物の非破壊試験(シュミットハンマーによる強度測定)
第11回 コンクリートの圧縮強度試験(材齢28日・21日)
木材の密度・吸水率測定、縦圧縮強度試験
第12回 コンクリートの圧縮強度試験(材齢28日)
木材の横圧縮強度試験
第13回 木材の曲げ強度試験
第14回 鉄筋コンクリート用棒鋼の引張強度試験
第15回 まとめ
第16回 定期試験

〔授業外学修の指示〕
身近にある建築材料に、常に関心を持って接しておくこと。

〔使用教材〕
・建築材料実験用教材 社団法人日本建築学会著・発行 ISBN978-4-8189-2206-8
・実験テーマ毎にプリント教材を配付

〔参考図書〕
・構造材料実験法 谷川恭雄他共著 森北出版株式会社 ISBN4-627-55033-2

〔成績評価の方法・基準〕
授業(実験・実習)の受講態度・意欲(20%)、実験レポートの内容(40%)、定期試験の結果(40%)を総合して評価する。

〔学生へのメッセージ〕
実験項目は、建築士資格取得に必修の内容で構成するので、この資格取得を目指している学生は、特に意欲的に取り組んでほしい。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SSⅢ1333

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
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