健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
464820
専門科目
専門分野Ⅰ
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
464821
インテリアデザイン演習B
2
代表担当者名
前川 歩
科目内容
〔授業の到達目標〕
空間の分析能力とそれに基づいたリノベーション、改修手法を習得している。既存空間のもつ価値を発展させ、新たな空間をデザインする能力を養っている。

〔授業科目内容の概要〕
まず普通の空間である団地空間を対象に、現代のライフスタイルに合わせたリノベーションを行います。次に建築家によって設計された優れた名建築の改修を行います。インテリアデザインの基礎ともいえる既存空間の分析能力とその空間の特性を活かしたデザインの方法について学びます。

〔授業計画〕
第1回 設計課題1「51Cのリノベーション」課題説明
第2回 設計課題1 空間分析、コンセプトチェック
第3回 設計課題1 エスキス
第4回 設計課題1 エスキス、平面図、展開図の作成
第5回 設計課題1 平面図、展開図の作成、模型の作成
第6回 設計課題1 プレゼンテーションボードの作成
第7回 設計課題1 講評会
第8回 設計課題2「名建築の改修」課題説明
第9回 設計課題2 空間分析、コンセプトチェック
第10回 設計課題2 エスキス
第11回 設計課題2 エスキス、平面図、展開図の作成
第12回 設計課題2 平面図、展開図の作成
第13回 設計課題2 パースの作成、模型の作成
第14回 設計課題2 プレゼンテーションボードの作成
第15回 設計課題2講評会

〔授業外学修の指示〕
最新のリノベーション事例や改修事例について建築雑誌や書籍等で情報を得ること。演習時間内に課題が完成しない場合は、授業外学習で進めておくこと。

〔使用教材〕
『インテリア設計士テキスト(実技編)』、日本インテリア設計士協会
『改訂版 名作住宅で学ぶ 建築製図』、藤木庸介編著、学芸出版社、2020年

〔参考図書〕
授業において適宜指示する。

〔成績評価の方法・基準〕
課題作品 70%
プレゼンテーション 20%
授業態度 10%

〔学生へのメッセージ〕
ゼロからデザインを行うのではなく、今ある既存の空間から発想することで、豊かな空間を創りあげてください。

〔教員の実務経験〕
建築設計実務、インテリアデザイン実務、歴史的建造物調査に従事した経験をもとに、既存空間を活かした空間デザイン手法を教示している。
履修に関して留意すること
「インテリアデザイン演習A」の単位を修得していることが望ましい。

〔科目分類番号〕SSⅠ1332

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)幼児から高齢者、障がい者をはじめ、すべての人間に対する深い畏敬の念を持ち、デザインに携わる者としての倫理観を有している。(徳をのばす/態度・志向性)
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
(5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能)
(6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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