健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
465100
専門科目
専門分野Ⅳ
4回生 前期
授業コード 科目名 単位
465101
ユニバーサルデザイン(ファッション)
2
代表担当者名
村田 浩子
科目内容
〔授業の到達目標〕
衣生活論、アパレル構成論、アパレル構成実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで学んだ知識、技術を基礎にして、ユニバーサルデザインの観点から衣服デザイン、製作に応用することができる。

〔授業科目内容の概要〕
高齢社会への対応が進む中、ユニバーサルデザインは、あらゆる分野で採用される傾向にあり、ファッションにおいても例外的なことではない。ユニバーサルデザインの考え方を基本に、機能性と審美性を兼ね備え、年齢やサイズ、性別、障害の有無にかかわらず、子どもから高齢者まで、誰にとっても着やすい被服のデザインを追求する。衣生活論、アパレル構成論、アパレル構成実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで学んだ知識を基礎にして、ユニバーサルデザインの観点からファッションに応用する能力を養う。

〔授業計画〕
第1回ファッションにおけるユニバーサルデザインとは
第2回最近のユニバーサルファッション
第3回身体的な特徴に配慮された衣装デザインへの工夫
第4回身体的な特徴に配慮された衣装デザインへの応用
第5回生理的な特徴に配慮された衣装デザインへの工夫
第6回生理的な特徴に配慮された衣装デザインへの応用
第7回体型や姿勢や動作を考慮した衣装デザインへの工夫
第8回体型や姿勢や動作を考慮した衣装デザインへの応用
第9回着脱しやすい衣装デザインへの工夫
第10回 着脱しやすい衣装デザインへの応用
第11回 既製服を利用した衣装デザインへの工夫
第12回 自由課題作品(パターン作成)
第13回 自由課題作品(仮縫い)
第14回 自由課題作品(本縫い・仕上げ)
第15回 合評

〔授業外学修の指示〕
ファッションに関するユニバーサルデザイン情報収集をすること。

〔使用教材〕
毎回プリントを配布する。

〔参考図書〕
文化ファッション大系服飾造形講座2「スカート・パンツ」文化服装学院編ISBN4-579-10838-8
文化ファッション大系服飾造形講座3「ブラウス・ワンピース」文化服装学院編ISBN4-579-10839-6
「ユニバーサルファッション だれもが楽しめる装いのデザイン提案」中央法規 田中直人 見寺貞子ISBN4-8058-4441-8

〔成績評価の方法・基準〕
提出作品60%、授業態度20%、レポート20%

〔学生へのメッセージ〕

裁縫道具等各自の道具を点検しておくこと。
ユニバーサルデザイン(ファッション)履修希望者は、衣生活論、アパレル構成論、アパレル構成実習Ⅰ、アパレル構成実習Ⅱ、アパレル構成実習Ⅲの履修を推奨する。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SSⅣ1334

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)幼児から高齢者、障がい者をはじめ、すべての人間に対する深い畏敬の念を持ち、デザインに携わる者としての倫理観を有している。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)人体の構造・機能や人間の生活全般についての科学的認識を持っている。(知をみがく/知識・理解)
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
(7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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