健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
466300
専門科目
専門分野Ⅲ
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
466301
建築材料学
2
代表担当者名
水尾 洋光
科目内容
〔授業の到達目標〕
建築物の計画・設計・施工に当たる建築技術者として、建築物に使用される各種材料の特性等について、必要かつ十分な知識・技術を身につける。

〔授業科目内容の概要〕
建築物に使用される各種材料についてその種類・製法・特性・品質・性能・流通の仕組等について学修し、建築物の計画・設計・施工のための基本的事項として理解・修得するとともに、実務との関連についても追及する。
なお、建築材料に関する学修の範囲は広く、かつ科学の進歩や生活様式の変化・向上に伴って間断なく改良され、進歩するものである。したがって、建築物の外観・構造安全性・耐久性・機能性・居住性及び経済性などに関する最新情報に準拠して学修を進める。

〔授業計画〕
第1回 建築材料学を学ぶに当たって
第2回 建築材料の発達・分類・規格
第3回 セメント
第4回 コンクリート(その1) 特徴、構成材料
第5回 コンクリート(その2) フレッシュコンクリート・硬化したコンクリートの性質
第6回 コンクリート(その3) コンクリートの耐久性
第7回 コンクリート(その4) セメント・コンクリート製品
第8回 金属(その1) 鉄類
第9回 金属(その2) 炭素鋼以外の金属
第10回 木材(その1) 樹木の成長・種類、木材加工
第11回 木材(その2) 木材の性質、木質材料
第12回 ガラス
第13回 セラミックス、石灰・石こう系材料
第14回 プラスチック、塗料・仕上塗材、防水材料
第15回 接着剤、防耐火・断熱・音響材料
第16回 期末試験

〔授業外学修の指示〕
授業時間中に各種材料見本を提示して、実物を見て触ってその特性を実感してもらい、学修内容の理解を深化したいと考えているが、授業時間外においても、身近にある建築材料を、常に関心を持って観察しておくこと。

〔使用教材〕
・建築材料・第四版・ 橘高義典・杉山 央著 株式会社 市ヶ谷出版社発行 ISBN978-4-87071-132-7
・雑誌等から抜粋した最新情報を随時プリント教材として配付する。

〔参考図書〕
・必要に応じ紹介する。

〔成績評価の方法・基準〕
期末試験の成績(60%)に授業時毎に実施する小テストの成績(25%)・受講態度(15%)を加味して評価する。

〔学生へのメッセージ〕
講義内容は、建築士資格取得のために必修の内容を中心に構成するので、この資格取得を目指している学生は、特に意欲的に学修してほしい。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SSⅢ1332

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
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