健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
466500
専門科目
専門分野Ⅱ
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
466501
西洋・東洋建築史
2
代表担当者名
桐浴 邦夫
科目内容
〔授業の到達目標〕
建築史的な側面から、世界の建築の概要についての教養を身につけることができる。

〔授業科目内容の概要〕
人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた人類共通のたからものとしての建築について、社会との関連においてあるいは地理的な拡がりを考慮し、歴史的な建築物について学ぶ。また近代における建築の概要を知り、歴史と現代とのつながりについても学ぶ。

〔授業計画〕
第1回 西洋東洋建築概要
第2回 古代オリエントとエジプト
第3回 古代ギリシアの建築美
第4回 古代ローマの構造と装飾
第5回 キリスト教空間の出現とイスラム建築
第6回 巡礼者の教会、ロマネスク
第7回 都市の大聖堂、ゴシック
第8回 再生される古代、ルネサンス
第9回 歪んだ真珠、バロック
第10回 過去様式の多様性
第11回 鉄と19世紀末の表現
第12回 20世紀のアヴァンギャルド
第13回 モダニズム
第14回 インド・東南アジアの宗教建築
第15回 中国・朝鮮半島の宮殿・仏教建築と住居
第16回 最終レポート

〔授業外学修の指示〕
授業以外にも世界の建築に対して興味を持つことが大切である。直接訪れることが重要ではあるが、簡単ではない。興味を持った建築に対して、テレビや書籍、インターネットなどの情報を集めることも大切である。それらはレポートとしていかしてほしい。

〔使用教材〕
西田雅嗣・矢ヶ崎善太郎編『建築の歴史』(学芸出版社) ISBN:9784761523275

〔参考図書〕
日本建築学会著『西洋建築史図集』(彰国社)
日本建築学会著『東洋建築史図集』(彰国社)
日本建築学会著『近代建築史図集』(彰国社)

〔成績評価方法〕
レポート100%(毎回のミニレポート60%、最終レポート40%)

〔学生へのメッセージ〕
世界遺産がブームである。そのうちの文化遺産においては建築が重要な位置を占めている。将来、建築あるいはデザインに関わっていくならば、教養としてその基礎知識を身につけておきたいものである。本講義を受講し、少しでも知見を広めることを期待したい。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SSⅡ1332

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
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