健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
469050
専門科目
専門分野Ⅳ
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
469051
インテリアエレメントの歴史
2
代表担当者名
前川 歩
科目内容
〔授業の到達目標〕
古代から現代に至るまでの各時代におけるインテリアエレメントについて、社会的、技術的、美学的な観点から、どのようなデザインが行われていたのかを学び、その変遷を理解する。また、各時代のデザイン的な特徴を捉え、その背景を理解することができる知識を得る。

〔授業科目内容の概要〕
西洋を中心としたインテリアエレメントの歴史については、各時代のデザイン的な特徴、それを支えた技術、それを要求した社会背景を合わせて解説し、単なるカタチの理解に留まらない知識の獲得を目指します。また、日本のインテリアエレメントの歴史については、各時代を通じて、外来の様式を受け入れながら日本独自の様式を確立してきた経緯を解説し、日本的デザインの展開と発展を学びます。

〔授業計画〕
第1回 インテリアエレメント史とは、その射程
第2回 エジプト・ギリシャ・ローマ
第3回 ビザンティン・ロマネスク
第4回 ゴシック
第5回 ルネサンス1(イタリア)
第6回 ルネサンス2(フランス、イギリス)
第7回 バロック・ロココ
第8回 リヴァイバル様式
第9回 プレモダン1(工藝運動)
第10回 プレモダン2(アールヌーボー・セセッション)
第11回 モダニズム1(初期モダニズム)
第12回 モダニズム2(アメリカ)
第13回 日本古代・中世
第14回 日本近世
第15回 日本近代
第16回 定期試験

〔授業外学修の指示〕
使用教材や参考図書を熟読するとともに、内覧が可能な歴史的建造物を積極的に見学し、インテリアエレメントの実地学習を進める。

〔使用教材〕
授業資料を適宜配布

〔参考図書〕
『インテリア設計士テキスト(学科編)』、日本インテリア設計士協会
『図説日本インテリアの歴史』、小泉和子編著、河出書房新社、2015年

〔成績評価の方法・基準〕
レポート課題 30%
授業ノート 10%
定期試験 60%

〔学生へのメッセージ〕
過去のデザインを知ることは、現在の先端デザインを進め、未来のデザインにつなげる前提となります。歴史から次のデザインのヒントを掴んでください。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SSⅣ1332

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)人体の構造・機能や人間の生活全般についての科学的認識を持っている。(知をみがく/知識・理解)
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
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