健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
469300
専門科目
専門分野Ⅰ
3回生 後期
授業コード 科目名 単位
469301
インテリアコーディネート演習
2
代表担当者名
前川 歩
科目内容
〔授業の到達目標〕
歴史的建造物の空間的価値を読み解くことができ、守るべき価値と変えるべき部分を認識しながら新たな空間デザインを行える。既存空間に呼応した内部仕上げ、インテリアエレメントの選択ができる。

〔授業科目内容の概要〕
歴史的な価値を有した建築空間を対象に、そのリノベーション、コンバージョンを通じて、インテリアデザインを実施します。歴史的建造物がもっている歴史的価値や空間的価値を活かし、その再生のためのデザインの方法を学びます。

〔授業計画〕
第1回 設計課題1「町家のリノベーション」課題説明
第2回 設計課題1 既存模型作成、歴史的価値・空間分析
第3回 設計課題1 コンセプト、基本方針、建築計画エスキス
第4回 設計課題1 建築計画エスキス、インテリア計画エスキス
第5回 設計課題1 インテリア計画エスキス
第6回 設計課題1 プレゼンテーションボードの作成
第7回 設計課題1 講評会
設計課題2「歴史的建造物のコンバーション」課題説明
第8回 設計課題2 既存模型作成、歴史的価値・空間分析
第9回 設計課題2 コンセプト、計画方針、建築計画エスキス
第10回 設計課題2 建築計画エスキス
第11回 設計課題2 建築計画エスキス、インテリア計画エスキス
第12回 設計課題2 インテリア計画エスキス
第13回 設計課題2 インテリア計画エスキス、プレゼンテーションボードの作成
第14回 設計課題2 プレゼンテーションボードの作成
第15回 設計課題2 講評会


〔授業外学修の指示〕
歴史的建造物のリノベーション、コンバージョン事例について建築雑誌や書籍等で情報を得るとともに、見学が可能な施設において実地学習を行う。演習時間内に課題が完成しない場合は、授業外学習で進めておくこと。

〔使用教材〕
『インテリア設計士テキスト(実技編)』、日本インテリア設計士協会

〔参考図書〕
授業において適宜指示する。

〔成績評価の方法・基準〕
課題作品 70%
プレゼンテーション 20%
授業態度 10%

〔学生へのメッセージ〕
歴史的建造物は保存の対象のみでなく、現在の社会の中で使い続けることも必要とされます。そこで優れたリデザインが行われれば、歴史的、空間的価値がさらに高まります。そうした、歴史的、空間的価値をさらに高める保存再生デザインを目指してください。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SSⅠ1333

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
(5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能)
(7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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