健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
470300
専門基礎科目
人体の構造と機能
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
470301
人間工学入門
2
代表担当者名
東 実千代
科目内容
〔授業の到達目標〕
人間工学の基本的な考え方や身の回りで人間工学の考え方に基づいて計画されている事例が理解できる。生活環境や看護・介護環境における実態や調査データなどから問題点を発見し、改善方法を考えるための基礎的知識を身につけている。

〔授業科目内容の概要〕
人々が安全で豊かな生活をおくるために、人間の身体的特性・生理的特性・心理的特性のほか、人間をとりまく環境や快適性について学び、人間・道具・環境・システムの関係を最適化するために必要な知識を修得する。超高齢社会における生活環境整備のあり方を考えるための基礎知識を修得する。

〔授業計画〕
第1回 人間工学とは・看護に人間工学を生かす
第2回 人間工学における計測法
第3回 人間の特性と機器・道具の使用性
第4回 人間の特性と機器・道具(課題1)
第5回 人間の特性と能力の個人差
第6回 疲労と負担
第7回 人間と温熱環境
第8回 人間と光環境
第9回 人間と音環境
第10回 人間と環境(課題2)
第11回 看護・介護環境における人間工学
第12回 ユニバーサルデザインの考え方
第13回 ヒューマンエラーの予防
第14回 家庭内事故の予防
第15回 高齢者の住環境(課題3)


〔授業外学修の指示〕
人間工学は看護・介護の分野では特に、人と物・機械との関係だけでなく、人と環境、人と人との関係における応用も重要となる。日常生活における人間工学の視点からの気づきを意識し、授業に参加してください。

〔使用教材〕
担当者による配布資料

〔参考図書〕
『看護・介護のための人間工学入門』・小川鑛一他(東京電機大学出版局)ISBN978-4-5014-1590-7
『看護の人間工学』・大河原千鶴子,酒井一博(医歯薬出版)ISBN978-4-263-23380-1

〔成績評価の方法・基準〕
最終レポート(50%)と授業中に指示する課題(50%)により評価する。

〔学生へのメッセージ〕
演習課題を通して、日常生活において人と物・環境との関係に意識を向けましょう。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SFH1421
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2) 人間を総合的に理解し、修得した専門的知識と技術をもって健康と教育に関する諸課題に適切に対応できる。
© Copyright 2018 畿央大学. All Rights Reserved.