健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
473500
専門科目
専門分野
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
473501
小児看護学援助論Ⅰ
1
代表担当者名
弓場 紀子
科目内容
〔授業の到達目標〕
・健康障害が子どもの成長・発達に及ぼす影響について理解できる。
・健康障害が子どもと家族(きょうだいを含む)に及ぼす影響について理解できる。
・健康障害をもつ子どもと家族(きょうだいを含む)の看護が理解できる。

〔授業科目内容の概要〕
健康障害が子どもの成長・発達に及ぼす影響を理解する。また、健康障害が子どもの家族(きょうだいを含む)に与える影響について考え、子どもと家族(きょうだいを含む)を含めた看護援助について理解を深める。さらに健康障害をもつことで外来や入院という環境下で検査や治療・処置さらには生活を送らなければならないことが、子どもおよび家族(きょうだいを含む)にどのような影響を与えるのかを考える。

〔授業計画〕
第1回 健康障害をもち外来受診や入院しなければならない状況が子どもと家族(きょうだいを含む)に与える影響
第2回 急性期にある子どもと家族の特徴と看護
第3回 回復期にある子どもと家族の看護
第4回 手術を受けなければならない子どもと家族の特徴と看護
第5回 先天的な問題を持つ子どもと家族の特徴と看護
第6回 慢性期にある子どもと家族の特徴と看護
第7回 終末期にある子どもと家族の特徴と看護
第8回 様々な経過のある子どもと家族の看護
第9回 様々な症状のある子どもと家族の看護
第10回 様々な状況にある子どもと家族の看護
第11回 救急処置が必要な子どもと家族の特徴と看護
第12回 障害のある子どもやこころのケアが必要な子どもと家族の特徴と看護
第13回 健康障害をもち入院しなければならない子どもと家族への看護
第14回 小児看護とは
第15回 定期試験
第16回 まとめ

〔授業外学修の指示〕
この科目は小児看護学対象論で修得した知識をもとにさまざまな状況下にある子どもや家族(きょうだいを含む)の思いを考え、必要な看護について学びを深める。講義では、指示された予習内容をもとに健康な子どもが健康障害をもった場合、子どもや家族(きょうだいを含む)にどのような影響を与えるのかを考えながら参加してほしい。授業外では、課題に取り組みながら各発達段階にある子どもの特徴を再認識し、子どもの最善の利益を守るための望ましい関わりについて理解を深めてほしい。

〔使用教材〕
『小児看護学②健康障害をもつ小児の看護』小林京子、高橋孝雄、メヂカルフレンド社、ISBN9784839234027
『小児看護技術 第3版』添田啓子、鈴木千衣、メヂカルフレンド社、ISBN9784839216955(小児看護対象論使用分)

〔参考図書〕
『小児看護学①小児看護学概論/小児保健』小林京子、高橋孝雄、メディカルフレンド社、ISBN9784839234010
『小児看護学Ⅰ小児看護学概論・小児看護技術 改訂第4版』二宮啓子、今野美紀、南江堂、ISBN9784524227563
『小児看護学Ⅱ 小児看護支援論 改訂第4版』今野美紀、二宮啓子、南江堂、ISBN9784524227570
『小児看護学 第8版』筒井眞優美、日総研、ISBN 978477618186
『0歳~6歳の発達と保育 第2版』河原紀子、学研、ISBN 9784058008676
『子どもの保健』吉田直哉・糸井志津乃、一げい社、ISBN9784863592070)


〔成績評価の方法・基準〕
定期試験70%、課題20%、日々の取り組み10%、


〔学生へのメッセージ〕
成長・発達過程にある子どもが健康障害をもつことの影響について真剣に考えてみてください。

〔教員の実務経験〕
小児看護師として業務に従事していた時の経験を活かし、小児看護学教育における現場での実習状況を具体的に示しながら、健康障害が子どもと家族に与える影響を発達段階別に身体面・精神面・社会面から考えられるように学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MCN1432

関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解)
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