科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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473900 |
専門科目 |
専門分野 |
2回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
473901 |
老年看護学対象論 |
2 |
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代表担当者名 | |||
原田 俊子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1.わが国の高齢化現象を踏まえた高齢者の特徴と課題を記述することができる 2.高齢者のQOLを維持し高める老年看護の視点とアセスメントを記述することができる。 3.老年期を生きる高齢者の身体的、心理・精神的、社会的側面の変化と生活に及ぼす影響を記録することができる。 4.高齢者個々のその人らしい生活を支える高齢者ケアシステムを記述することができる。 5.高齢者看護における倫理的課題と尊厳を守る看護支援の重要性を記述することができる。 6.高齢者を支える保健・医療・福祉の多職種連携の必要性と看護の役割を記述することができる。 〔授業科目内容の概要〕 超高齢化社会における高齢者とその家族を対象に、高齢者を取り巻く社会的背景と老年期の特性と課題を明確にし、人生の最終段階にある高齢者のQOLの維持と向上を目標に、その人らしい生活を多職種とともに支える重要性について、動画や課題を通して老年観を育み、思考や創造性を踏まえながら学習を進めていく。 〔授業計画〕 第1回 ガイダンス 高齢者を取り巻く社会背景と課題 第2回 高齢者のQOLと老年看護の概念 第3回 高齢者の理解①:「高齢者観」 グループワーク 第4回 高齢者の理解②:「高齢者の生活観と生きがい感」 グループワーク 第5回 高齢者の理解③:高齢者観のプレゼンテーション 第6回 老性変化に伴う身体的変化の特徴 第6回 老性変化に伴う心理・精神的変化の特徴 第7回 老性変化に伴う社会的変化の特徴 第8回 高齢者の身体的、心理・精神的、社会的変化から考えられる生活への影響 第9回 高齢者のQOLを維持し高める老年看護の視点とアセスメント 第10回 高齢者個々のその人らしい生活を支える保健・福祉活動の現状と課題 第11回 高齢者個々のその人らしい生活を支える生活環境と社会環境 第12回 高齢者看護における倫理的課題と尊厳を守る看護支援の重要性 第13回 高齢者のニーズを捉え問題の解決に向けた支援のアプローチと各種理論 第14回 尊厳ある看取りと意思決定支援 第15回 高齢者を支える医療・保健・福祉の多職種連携の必要性と看護の役割 まとめ 〔授業外学修の指示〕 事前課題A: 学生自身が抱く「高齢者観」 自己の現状と比較し考察します。(課題レポート) 事前課題B: 高齢者(高齢層を迎える者)に生活観や生きがい感をインタビューし考察します。(課題レポート) 毎回講義前に予習をして講義に出席しましょう。 〔使用教材〕 1)奥野茂代・大西和子監修 百瀬由美子編集 老年看護学 概論と看護の実践 第6版、ヌーヴェルヒロカワ. 2)奥野茂代・大西和子編 老年看護技術―アセスメントのポイントとその根拠、ヌーヴェルヒロカワ. 3)山田律子,内ヶ島伸也編 「生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図」第4版、医学書院. 〔参考図書〕 1)正木治恵、真田弘美編 「老年看護学概論」 南江堂. 2)大渕律子,堀内ふき編 「ナーシング・グラフィカ 老年看護学① 高齢者の健康と障害」 メディカ出版. 3)荻原俊男監老年病・認知症―長寿の秘訣 (予防とつきあい方シリーズ) メディカルビュー社. 4)北山 純 「高齢者の心理臨床老いゆくこころへのコミットメント」 創元社. 5)「厚生の指標臨時増刊 国民衛生の動向(最新号)」 厚生統計協会. 6)「高齢社会白書(最新号)」 総務庁編. その他、適宜紹介する. 〔成績評価の方法・基準〕 筆記試験35% 、小テスト30%、レポート20%、受講態度15%で評価する。 〔学生へのメッセージ〕 高齢者の特徴を理解し、健康問題について学習を深めることを目的に、予習・復習の習慣化を図るためシラバスの進行に伴って授業前に予習を行って下さい。 〔教員の実務経験〕 看護師として病棟、外来、訪問看護の業務に従事した経験ならびに地域において在宅医療・介護連携相談支援に従事してきた。 その経験において高齢者の生活を医療・保健・福祉の多職種連携を行い多面的に捉えてきた。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕GPN1432 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |