科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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474100 |
専門科目 |
専門分野Ⅱ |
3回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
474101 |
老年看護学実習 |
4 |
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代表担当者名 | |||
原田 俊子 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1)高齢者個々の身体的、心理・精神的、社会的側面の特性を捉え、アセスメントを記述することができる。 2)高齢者それぞれの生活の場と環境捉え、生活機能とその課題についてアセスメントを記述することができる。 3)高齢者の生活ならびに療養上のニーズを捉え、高齢者個々の意思決定を配慮した課題の解決、または現在持てる力を維持し向上させるための目標を設定し、看護を立案し記述することができる。 4)高齢者の特性を踏まえ、高齢者と同意のもと安全に安楽に目標が達成できるよう看護実践の方法と内容を具体的に記述することができる。 5)実践した看護を振り返り、設定した目標に到達できたかどうか、到達過程をたどっているかどうか適宜アセスメントと修正を行い自己評価ならびにアドバイスを記述することができる。 6)看護展開において、受け持ち患者や家族を含み指導者や関係者と連携を図り、保健医療福祉チームの一員として他職種と連携を図るり、多職種の役割を明確にし、看護師としての役割を具体的に記述することができる。 〔授業科目内容の概要〕 老年看護学で学んだ理論や看護方法をふまえ、老年期にある人々の特性を理解し、種々の健康レベル特に慢性・不可逆的健康課題のある対象者に対する看護援助ならびに生活援助方法について学ぶ。また、医療機関や高齢者ケア施設における看護職の役割の理解、多職種との連携のあり方を考える。さらに、高齢者を包括的にアセスメントし、看護実践を通して老年期における看護の専門性について考察し、保健医療福祉チームの一員として、老年期にある人々のもてる力や意思を尊重した姿勢で、対象者が穏やかに生活するために必要な看護実践を展開する基礎的能力を修得する。 〔授業計画〕 【実習期間】 4週間(施設実習1週間、病院実習3週間) 【実習場所】 奈良県内の病院、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、通所介護施設、有料老人ホーム等 【実習内容】 1)インタビューを通して、介護老人保健施設の入居サービスおよび通所介護サービスを活用しながら生活する高齢者の時代背景や価値観、生活のあり様を記述できる。 2)病院(回復期リハビリ病棟・療養病棟)で療養する高齢者を1名受持ち、看護過程を展開する。 3)実習をとおして、高齢者を取り巻く社会状況を理解し、高齢者の意思決定を支える看護のあり方を考察する。 *詳細は老年看護学実習要項を参照すること。 〔授業外学修の指示〕 1)実習前には、基本的な看護技術の手順を確認しておくこと。 2)初日の学内オリエンテーションの前には、必ず実習要項を熟読して予習をしておくこと。 *実習前のオリエンテーション(医療コミュニケーション演習)には必ず出席すること。 3)各自が事前学習を行った上で実習に臨むこと。 4)各自で健康管理および感染防止対策を行い、ベストなコンティションで実習に臨むこと。 5)ITリテラシーに関する注意事項を遵守し、医療者としての倫理観に則り学習すること。 〔使用教材〕 1)「臨地実習」実習要綱、老年看護学実習要項、老年看護学実習の手引き、看護技術臨地実習チェックリスト、感染予防マニュアルなど 2)奥野茂代・大西和子監修 百瀬由美子編集 老年看護学 概論と看護の実践 第6版、ヌーヴェルヒロカワ. 3)奥野茂代・大西和子編 老年看護技術―アセスメントのポイントとその根拠、ヌーヴェルヒロカワ. 4)亀井智子 根拠と事故防止からみた老年看護技術 第2版、医学書院. 〔参考図書〕 1)資料等を適宜紹介する。 2)北川公子他:系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学,医学書院 ISBN:978426000747 3)佐々木英忠他:系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 4)山田律子,井出訓編:生活機能から見た老年看護過程+病態・生活機能関連図 〔成績評価の方法・基準〕 実習記録(インタビュー記録、アセスメント、看護計画)、実習レポート、実習態度などにより総合的に評価する。 〔学生へのメッセージ〕 人生の大先輩である高齢者に対して、高齢者の思いや願いに配慮した意思決定を支えることができる看護職になってほしいと思います。 積極的・主体的に実習に取り組みましょう。 〔教員の実務経験〕 看護師として病棟、外来、訪問看護の業務に従事した経験ならびに地域において在宅医療・介護連携相談支援に従事してきた。 その経験において高齢者の生活を医療・保健・福祉の多職種連携を行い多面的に捉えてきた。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕GPN1433 【履修制限あり】学科内規参照のこと 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)医療従事者として、人間の尊厳や生命への畏敬について理解し、人の痛みや健康への願いを汲み取ることができる感性を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (2)チーム医療や高度医療、地域の訪問看護などの場面で、様々な医療関係者と円滑なコミュニケーションを図り協働し、リーダーシップを発揮できる。(徳をのばす/態度・志向性) (4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解) (5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能) (8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |