健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
475100
専門科目
専門分野
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
475101
学校保健
2
代表担当者名
髙田 恵美子
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)学校保健活動の法的根拠について理解することができる。
(2)学校保健活動の推進に当たっての学校・家庭・地域における関係者の役割について理解することができる。

〔授業科目内容の概要〕
学校保健は、学校における児童生徒等の健康の保持増進を図り、学校教育目標の達成に寄与することを目指して行われる活動である。学校保健に関する知識を習得し、学校保健活動の円滑な実施と成果の確保のために学校・家庭・地域における関係者の役割について理解することを目的とする。
本授業では、学校保健活動を推進するために、保健管理、保健教育、保健組織活動についての基礎的な理論を系統的に学習し、現代的な健康課題に適切に対応していくための知識や技能について学ぶ。

〔授業計画〕
第1回 オリエンテーション 学校保健の意義と目的
第2回 子どもの現代的課題と学校保健・地域保健
第3回 チームとしての学校で取り組む学校保健
第4回 ヘルスプロモーション
第5回 子どもの発育・発達と学校保健
第6回 健康教育
第7回 健康観察
第8回 健康診断
第9回 健康相談と健康相談活動
第10回 救急処置
第11回 健康・発達・行動上の課題を有する子どもへの支援
第12回 感染予防
第13回 学校環境衛生
第14回 学校安全及び学校の危機管理
第15回 食育と学校給食

〔授業外学修の指示〕
教科書の予習をして授業に臨み、授業中に提示した関連法規は復習しておいてください。また、担当を決め事前学習を発表していただきます。

〔使用教材〕
『新版 学校保健-チームとしての学校で取り組むヘルスプロモーション-』德山美智子他編、東山書房(ISBN978-4-8278-1570-2)

〔参考図書〕
『児童生徒等の健康診断マニュアル平成27年度改訂』文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課、日本学校保健会、2015年

〔成績評価の方法・基準〕
試験:30%(授業内容全体を出題範囲とする)
課題発表:40%(プレゼンテーションソフトを用いた発表)
受講態度:30%(授業後のレポート等で評価する)

〔学生へのメッセージ〕
根拠に基づいた学校保健活動ができるように、学校保健に関する知識を身に付けていきましょう。

〔教員の実務経験〕
養護教諭及び県教育委員会指導主事としての職務経験を生かし、学校における保健・安全に関する実体験を示しながら、学生に学校保健の構造や健康課題について教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕ICS1432

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)看護医療分野に関する高い専門性と臨地に役立つ実践力を修得している。(知をみがく/知識・理解)
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