健康科学部 2023年度版
更新日:2024/02/26
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
476210
専門科目
統合分野
4回生 前期
授業コード 科目名 単位
476211
国際看護学Ⅰ
1
代表担当者名
林田 麗
科目内容
〔授業の到達目標〕
1.国際看護・異文化看護を学ぶ意義と必要性を述べることができる。
2.グローバルな視点で、社会・生活的背景を踏まえた健康問題を述べることができる。
3.健康問題の解決に向けたグローバルヘルスの目的と持続可能な開発目標(SDGs)の関連を述べることができる。
4.グローバルヘルスの指標となるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を基盤に多様な文化を持つ世界の人々の保健医療福祉における看護の役割を述べることができる。

〔授業科目内容の概要〕
講義により基礎的な知識を獲得する。また、映像などメディアからの情報をもとにグループワークを通して国際看護についての理解を深める。さらに、海外での看護活動経験者による講義を通して国際看護活動や国際協力の実際を学ぶ。

〔授業計画〕
第1回:国際看護学を学ぶための国際社会と多様な文化の理解 【林田麗】(4月7日(月)5限)
第2回:世界の健康問題について(1)世界の健康問題の特定とその背景の理解(グループワーク)【林田麗】(4月10日(月)5限)
第3回:カンボジアの保健医療・看護教育制度と看護師の役割【酒井啓子】(4月15日(金)4限)
第4回:グローバルな保健医療福祉の取り組みから看護の役割を考える【原田俊子】(5月18日(木)5限)
第5回:国際看護の実際(1)在日外国人と訪日外国人の看護【外部講師】(5月19日(金)5限)
第6回:世界の健康問題について(2)世界と諸国の健康問題への取り組みの理解(グループワーク)【林田麗】(5月26日(金)5限)
第7回:国際看護の実際(2)国外における国際看護と国際看護活動に必要な能力【外部講師】(6月9日(金)5限)
第8回:まとめ 【林田麗】(6月10日(土)5限)

〔授業外学修の指示〕
グループで世界の健康問題について調べ、発表できるようにしておく(詳細は授業中に示す)。

〔使用教材〕
『国際看護-国際社会の中で看護の力を発揮するために』森淑江ほか,2019年,南江堂(ISBN 9784524252640)

〔参考図書〕
適宜講義中に示す

〔成績評価の方法・基準〕
第1回、第3~5回および第7回の各回の受講態度とリアクションペーパー(授業の感想・要望・意見等)を丁寧に記載し提出(50%)、グループワーク(30%)、レポート課題(20%)から総合的に評価する。

〔学生へのメッセージ〕
国際社会の動向に目を向け、看護の対象の多様化とニーズの個別性の幅を改めて考えてみよう。

〔教員の実務経験〕
海外での看護教育の経験や国際看護師としての経験を有する教員・講師による授業である。それぞれの経験を活かし、臨地での実体験も示しながら教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕TPN1434

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)豊かな教養と幅広い視点を持っている。(知をみがく/知識・理解)
(5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるプレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能)
(6)医療をめぐる問題の国際化に対応できる知識・理解力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能)
(8)看護医療に携わる者として、あらゆる生活の場で生じる利用者のニーズを正しく理解し、責任を持って問題を解決していくことができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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