健康科学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
442410
専門基礎科目
疾病と障害の成り立ち及び回復過程の促進
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
442411
神経内科学
2
代表担当者名
徳田 光紀
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1) 神経・筋疾患のとらえ方の基本的理解ができる。
(2) 理学療法士として臨床上必要な神経内科学の基本的知識を身につけている。

〔授業科目内容の概要〕
神経内科学全般について、下記の教科書を参考にした内容を中心に、配布資料、動画を使用した講義とする。各論として各種神経・筋疾患の概念、成因(病態生理)、臨床症状、検査所見、治療法、予後、およびリハビリテーションとの関連について講義する。

〔授業計画〕
第1回 総論 (石川 定)
第2回 神経学評価、検査 (和田 善行)
第3回 神経学画像診断 (脇本 謙吾)
第4回 脳血管障害、もやもや病、てんかん (和田 善行)
第5回 認知症 (安田 圭吾)
第6回 パーキンソン病 (松田 彩子)
第7回 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、ハンチントン病 (松田 彩子)
第8回 運動失調症 (小栗 拓馬)
第9回 脊髄小脳変性症、多系統萎縮症 (小栗 拓馬)
第10回 多発性硬化症 (石川 定)
第11回 筋萎縮性側索硬化症 (森本 将行)
第12回 ギランバレー症候群 (西山 章太)
第13回 重症筋無力症 (東田 充康)
第14回 多発性筋炎 (徳田 光紀)
第15回 末梢神経障害 (徳田 光紀)

*授業の進み具合などにより、スケジュールは適宜、変更する可能性があります。

〔授業外学修の指示〕
授業内容や教科書で分からないことなどあれば、お気軽に質問してください。

〔使用教材〕
各回の配布資料
『標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 神経内科学 第5版』川平和美(編)、医学書院、2019年(ISBN:978-4-260-03817-1)

〔参考図書〕
授業中に示すことがある

〔成績評価の方法・基準〕
定期試験(記述のみ) 100%

〔学生へのメッセージ〕
神経内科学は、リハビリテーション医療者が対象とする多くの患者さんに広く関連する重要な分野です。学習にあたっては、総論で習う解剖、症候などの基本的な用語や概念をしっかり押さえながら、各論で出てくる疾患の病態を理解するようにしてください。文字を読むだけではイメージをつかみにくいことが多いので、分かりにくい所があればお気軽に質問してください。

〔教員の実務経験〕
オムニバス授業となりますが、臨床現場で10年以上の経験がある理学療法士または作業療法士の講師10人で担当します。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MDD1122

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(4)理学療法学に関する深い専門的知識と高い技術を修得している。(知をみがく/知識・理解)
(7)修得した知識、研究・調査能力を用い、生涯にわたって自ら学び続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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