| 科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
|---|---|---|---|
454650 |
専門科目 |
臨床栄養学 |
3回生 前期 |
| 授業コード | 科目名 | 単位 | |
454652 |
臨床栄養学Ⅰ（3・4N再履修者対象） |
2 |
|
| 代表担当者名 | |||
村木 悦子 |
|||
| 科目内容 |
|---|
| 〔授業の到達目標〕 傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいて適切な栄養管理を行うために、栄養ケアプランの作成、実施、評価に関する総合的なマネジメントの考え方を理解し、具体的な栄養状態の評価・判定について修得する。 〔授業科目内容の概要〕 臨床栄養学とは何か、臨床栄養学を学ぶ意義、臨床栄養管理の意義について理解し、傷病者の栄養状態について評価・判定し、適切な栄養管理ができる基礎的能力を養うために、これまで学んできた「生化学」、「解剖生理学」などの基礎科目を基盤として、身体状況、臨床検査値、食生活状況などからの栄養状態の評価・判定をし、栄養ケア計画を立案して、モニタリング・再評価を行い、記録するまでの一連の流れを学ぶ。 〔授業計画〕 第１回 臨床栄養学の知識、栄養ケア・マネジメント 第２回 傷病者の栄養アセスメント（栄養スクリーニング） 第３回 傷病者の栄養アセスメント（臨床診査） 第４回 傷病者の栄養アセスメント（臨床徴候） 第５回 傷病者の栄養アセスメント（臨床検査） 第６回 傷病者の栄養アセスメント（身体計測・食事調査） 第７回 傷病者の栄養アセスメント（栄養必要量の算定、栄養補給法） 第８回 栄養ケア計画と実施 第９回 栄養・食事療法、栄養補給方法（経口栄養補給法） 第10回 栄養・食事療法、栄養補給方法（経腸栄養補給法） 第11回 栄養・食事療法、栄養補給方法（経静脈栄養補給法） 第12回 傷病者の栄養教育、栄養ケアの記録と栄養管理プロセス 第13回 モニタリングと評価 第14回 チーム医療、在宅医療 第15回 診療報酬、介護報酬 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 初回授業開始前に配信されるガイダンス動画を必ず視聴し、臨床栄養学の授業の概要およびルールについて、理解した上で授業に参加してください。また、毎回の授業前に授業内容を確認し、教科書を一通り読んで、さらにその内容に関わる生化学、解剖生理学、基礎栄養学、臨床医学、応用栄養学分野の復習をしてから授業に臨んでください。 日頃から医療に関連するニュースや最新情報へアクセスすることによって、学んだ知識に磨きをかけてください。 〔使用教材〕 『健康・栄養科学シリーズ 臨床栄養学 改訂第3版』中村丁次・川島由紀子・外山健二/編著、南江堂（ISBN 978-4-524-24196-5） 『健康・栄養科学シリーズ 臨床医学-人体の構造と機能及び疾病の成り立ち-』羽生大記・河手久弥/編著、南江堂（ISBN 978-4-524-24619-9） 『看護・栄養指導のための臨床検査ハンドブック 第６6』奈良信雄、医歯薬出版（ISBN 978-4-263-70829-3） 『日本人の食事摂取基準2020年版』菱田明・佐々木敏/監修、第一出版（ISBN 978-4-8041-1408-8） 『調理のためのベーシックデータ 第6版』女子栄養大学出版部（ISBN 978-4-7895-0325-9） 〔参考図書〕 『なるほどなっとく！解剖生理学 第2版』多久和典子・多久和陽、南山堂（ISBN 978-4-525-12162-4） 『健康・栄養科学シリーズ 基礎栄養学 改訂第6版』柴田克己・合田敏尚/編著、南江堂（ISBN 978-4-524-24817-9） 『マクマリー生物有機化学［生化学編］原著8版』菅原二三男・倉持幸司/監訳、丸善出版（ISBN 978-4-621-30240-8） 『国際標準化のための栄養ケアプロセス用語マニュアル』公益社団法人日本栄養士会/監修、第一出版（ISBN 978-4-8041-1270-1） 『栄養管理プロセス』公益社団法人日本栄養士会/監修、第一出版（ISBN 978-4-8041-1385-2） 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験70%、小テスト10%、レポート・その他20%（詳細はCEAS参照） 〔学生へのメッセージ〕 「管理栄養士」と「栄養士」の大きな違いは、傷病者に対する栄養管理のスキルです。プロ意識を持って授業に臨んでください。また、自己管理も医療者としての重要な能力です。体調不良で欠席しないよう、健康管理には十分気を付けてください。 〔教員の実務経験〕 管理栄養士として業務に従事していた時の経験を活かし、医療現場で求められる管理栄養士の知識と技能を学生に教示している。 |
| 履修に関して留意すること |
| 〔科目分類番号〕CLN1232 〔関連するディプロマ・ポリシー（学位授与の方針）〕 （4）食や栄養に関する高度な専門知識・技能を修得している。（知をみがく／知識・理解） |