健康科学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
456850
栄養教諭免許課程(卒業要件外)
教職科目
4回生 後期
授業コード 科目名 単位
456851
教職実践演習(栄養教諭)
2
代表担当者名
宮前 眞智子
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)栄養教諭としての使命感や責任感、教育的愛情を身につけている。
(2)社会性や対人関係形成能力を身につけている。
(3)児童生徒理解ができる。
(4)食に関する指導力を身につけている。

〔授業科目内容の概要〕
既に修得している栄養教諭としての知識・技能と栄養教育実習等で得られた食に関する指導力や児童生徒に対する指導力の更なる統合を図り、栄養教諭としての使命感や責任感を培い、学校教育における確かな実践的指導力を養う。授業は講義や演習、発表、ロールプレイを組み合わせて、実際の教育現場に即した課題を設定して進める。

〔授業計画〕
第1回 オリエンテーション、教職履修カルテによる修得状況に関する自己分析、研究協議①教員としての社会性及び対人関係能力、②コーディネーターとしての役割
第2回 学校、家庭、地域との連携(食に関する指導の全体計画に基づいた食育だより等の作成)
第3回 演習:学校、家庭、地域との連携(食に関する指導の全体計画に基づいた食育だより等の発表と評価)
第4回 演習:学校給食試食会の企画・立案計画の作成
第5回 演習:学校給食試食会の企画・立案計画の発表と評価、学校給食委員会のテーマに基づく資料の作成(献立検討、物資選定、食品衛生など)
第6回 学校給食委員会のテーマに基づく発表(献立検討、物資選定、食品衛生など)
第7回 講義:養護教諭との連携(学校保健委員会、食物アレルギー検討委員会等を通して)(教育学部講師)
第8回 演習:学校保健委員会等における資料の作成
第9回 演習:学校保健委員会等における資料の発表と評価①
第10回 演習:学校保健委員会等における資料の発表と評価②、研究協議:学校におけるリスクマネジメント①(警報発令や災害発生時の対応)
第11回 研究協議:学校におけるリスクマネジメント②(食中毒防止と異物混入事案発生時における教職員との連携・家庭との連携)
第12回 研究協議:学校におけるリスクマネジメント③(食物アレルギー、窒息事故防止等における教職との連携・家庭路の連携)
講義:食に関する指導におけるICT等の活用の教育効果およびその留意点
第13回 研究協議:食に関する指導における特別支援が必要な児童生徒への合理的配慮や授業の在り方、教材の工夫、発問の仕方
第14回 講義:幼児児童生徒理解や学級経営について(特別支援教育の視点から(教育学部合同講義))
第15回 講義:ICT等の活用に潜む危険性とその対応(教育学部合同講義)
第16回 定期試験

〔授業外学修の指示〕
授業資料及び学習指導要領をはじめとした文部科学省が発行している資料等で食に関する指導の内容を理解し予習及び復習しておくこと。
教職履修カルテにより自らの課題をまとめておくこと。

〔使用教材〕
その都度、授業資料を作成する

〔参考図書〕
「四訂 栄養教諭論ー理論と実際ー(第4版)」金田雅代(建帛社) ISBN978-4-7679-2116-7
「食に関する指導手引ー第2次改訂版ー」(文部科学省発行)
「学習指導要領」(文部科学省発行)


〔成績評価の方法・基準〕
1.授業態度:40%(研究協議及び演習での貢献度など、模擬授業の内容を評価)
2.課題レポート:50%(課題レポートの提出状況及びその内容を評価)
3.出席状況:10%(出席状況を評価。なお、私語や無断退室など受講上望ましくない行為に対してはマイナス評価)

〔学生へのメッセージ〕
本科目は栄養教諭免許に必須の科目である。学びの軌跡の集大成として位置づけられている科目である趣旨を十分に理解し、履修すること。

〔教員の実務経験〕
栄養教諭として学校における食育及び食に関する指導を実践してきた経験を活かし、授業方法等を教示し栄養教諭としての指導力を育成している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕STC1244

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(5)保健・医療・福祉の各分野の専門家との連携・協働の土台となるコミュニケーション力、プレゼンテーションスキルを身につけている。(知をみがく/汎用的技能)
(8)修得した専門的知識と的確な技術をもって、人間の身体と健康に関する今日的課題を解決し、自らの価値観のもとに創意工夫をこらすことで、地域社会および国際社会に貢献することができる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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