科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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461600 |
専門科目 |
専門分野Ⅳ |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
461601 |
ファッションビジネス論 |
2 |
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代表担当者名 | |||
早川 雅明 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)ファッション産業やそのビジネスを学ぶことでファッション構造や業界を理解することができる。 (2)ファッション分野を志す者はもとより、生活者として消費生活をエンジョイする能力を身につけていく。 〔授業科目内容の概要〕 この授業では今日のグローバル環境におけるファッションマーケット構造を考察し、変化する流通構造等のつくり手(供給者)と使い手(消費者)に関わる、モノの流れ(生産・流通)やコト(情報・サービス)等、ファッションビジネスの基礎を軸に実践社会を学修する。加えて、ECマーケットの発展が著しい今日、その消費環境はリアル、EC市場も大きく変化しつつあり、その構図を具体的に理解すべく、実践を活用した考察(ファッション情報の実践データを加え)を分かり易く深めていく。 〔授業計画〕 第1回 ファッションビジネスの基本構造(アパレル産業の川上~川中~川下)とその変化 第2回 ファッション形成概要とその変遷①ファッション構造の変遷②クチュールからプレタポルテへの変遷 第3回 繊維産業ビジネス①素材産業の構造(歴史と役割)②非繊維化事業の発展 第4回 アパレルビジネス①変化するアパレル産業の業態②多様化するビジネス業態 第5回 アパレル企業とビジネス①アパレルメーカーの商品企画 (プロダクトアウトからマーケットイン) 第6回 アパレル企業とビジネス②アパレルメーカーとアパレル小売りの役割(アパレル企業の昨日から今日へ) 第7回 アパレル産業におけるアパレルメーカーと小売業の流通変化(SPAのグローバル化) 第8回 グローバルマーケットにおける小売業態(変遷するファストファッションの位置と今後) 第9回 アパレル小売業とビジネスの多様化①アパレル小売業の業態 ②変遷するファションマーケット 第10回 SDGs時代におけるファッションビジネス(有店舗、無店舗) 第11回 ファッションビジネスにおける総合商社の役割(ファッション産業の川上~川下との関わり) 第12回 グローバルマーケットイン時代に変化するファッション消費(通販、SNSの活用と今後) 第13回 グローバル経済での新しいビジネスモデル①M&Aと業界再編成、②再構築の小売業 第14回 アパレル小売業のこれからのビジネスモデル(これからの小売り業態への環境変化) 第15回 総括とまとめ(今後のファッション消費とファッションビジネスについての総括) 〔授業外学修の指示〕 ファッションマーケティングを理解する上で①ファッションビジネス業界の情報として「繊研新聞」を読むとファッション実践が解りやすい(本学図書館にて通読できる) ②ビジュアルファッション情報(ファッションコレクション・ショー等)として「ファッション通信」(TV・BC7ch 毎週土曜日23時~30分間)も勧める。 以上、これらは授業の実践事例の一環としても活用する予定。 〔使用教材〕 ・『ファッションビジネスの基礎知識 』発行者 一般社団法人 日本衣料管理協会 ・必要に応じて授業資料を配布。それらの資料を活用して学修する。 〔参考図書〕 『繊研新聞』繊研新聞社 『会社四季報 業界地図2024年版』東洋経済新報社 『日経 業界地図2024年版』日本経済新聞社 『ファッションビジネスの世界』(社)日本衣料管理協会発行 〔成績評価の方法・基準〕 1.課題レポート:70%(課題の考察レポート) 2.まとめレポート:30% 〔学生へのメッセージ〕 ファッションビジネスの実践社会をこの授業で少しでも理解することにより、今日における「ニューノーマル」ステージの中にあって、あなたのファッション文化を築き上げてください。それには日頃、自分の身の回りのみならず、日常生活者として、社会の変容を注視することによって新たな自己ファッション観を見出してください。 されば、ファッション知識や社会感度はより深まり、高まることでしょう。 〔教員の実務経験〕 百貨店のクチュールデザイナーをスタートにアパレルメーカーのチーフデザイナーからディレクター、プロデューサー等としての経験を活かし、クチュールのモノづくりからアパレルメーカーの商品企画やブランド展開等のマーチャンダイジングの基本も含めたファッションマーケティングを軸にファッションビジネスの実践を教示したい。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕SSⅣ1333 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解) |