健康科学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
464840
専門科目
専門分野Ⅰ
3回生 前期
授業コード 科目名 単位
464841
インテリアデザイン演習C
2
代表担当者名
林田 大作
科目内容
【授業の到達目標】
(1)面白さや楽しさを感じながら、インテリアデザイン及びインテリアコーディネートのプレゼンテーションを習得している。
(2)実践的な課題を通して、インテリアデザイン及びインテリアコーディネートの計画技法と設計技術を身につけている。

【授業科目内容の概要】
実践的な課題を通してインテリアデザイン及びインテリアコーディネートを学び、図面表現の技法と図面による検討(配置図・平面図・立面図・断面展開図・家具装備一覧表・仕上表・1消点透視図(パース)・アイソメ図・アクソメ図・三面図などによる検討)、模型制作、プレゼンテーションなどのインテリア設計の応用力を身につけます。
第1・2課題ともに、一級建築士・二級建築士・木造建築士・インテリアコーディネーター・インテリアプランナーなどの設計製図試験に合格するレベルの設計製図技法の修得を目指します。
これらの課題を通して、「建築設計とインテリアデザインの関係」「インテリアデザインとは何か」を理解しながら、インテリアデザイン及びインテリアコーディネートの計画技法、設計技術、検討の方法、図面・模型によるプレゼンテーション技術を身につけます。

【授業計画】
第1回 オリエンテーション インテリアデザイン及びインテリアコーディネートの進め方
第2回 平行透視図法による1消点透視図(パース)・アイソメ図・アクソメ図の描き方
第3回 造り付け家具図と三面図の描き方・構造形式とインテリアデザイン
第4回 第一課題「S造シェアオフィスの計画」説明
第5回 基本計画(使用者の設定・コンセプトの設定・1/200スタディ模型作成)
第6回 実施設計(1/200平面図作成・1/200立面図作成・1/200断面展開図作成)
第7回 実施設計(パース・アクソメ図・アイソメ図の作成)
第8回 実施設計(1/200配置図作成・家具装備一覧表作成・仕上表作成)
第9回 実施設計(全図面チェックバック・模型の作成)
第10回 第一課題提出 第二課題「RC造メディアセンターの計画」説明
第11回 基本計画(使用者の設定・コンセプトの設定・1/200スタディ模型作成)
第12回 実施設計(1/200平面図作成・1/200立面図作成・1/200断面展開図作成)
第13回 実施設計(パース・アクソメ図・アイソメ図の作成)
第14回 実施設計(1/200配置図作成・家具装備一覧表作成・仕上表作成・模型の作成)
第15回 第二課題提出
第16回 講評会

【授業外学習の指示】
授業計画にある使用教材のページを事前に読んでおくこと。また、授業で配布されるプリントはきちんとファイリングして活用し、復習すること。

【使用教材】
『新版新しい建築製図』、「新版・新しい建築製図」編集委員会編、学芸出版社、2005年

【参考図書】
『建築設計学Ⅰ 住宅の設計を学ぶ』、学芸出版社
『名作住宅で学ぶ建築製図』、藤木庸介ほか著、学芸出版社、2008年
『図解すまいの寸法・計画事典』、岩井一幸・奥田宗幸著、彰国社、2004年
『インテリアデザインー計画基礎から空間設計までー』、中野明編著、建帛社、1998年
『インテリア設計士テキスト(学科編)』、日本インテリア設計士協会
『インテリア設計士テキスト(実技編)』、日本インテリア設計士協会
『はじめてのインテリア製図 合格する図面の描き方』、星野智子著、ハウジングエージェンシー、2003年
『室内設計テキスト(造作ディテール標準図集)』、日本インテリア設計士協会
『家具設計テキスト(家具のデザインと設計)』、日本インテリア設計士協会
『工作本位 建築の造作図集』、玉置豊次郎監修・中原靖夫著、オーム社、1988年

【成績評価の方法・基準】
1. 課題作品・実践問題:80%
2. 授業に対する姿勢:20%(授業中の質問や応答、学生同士の議論など授業への参加度と貢献度を評価する。なお、私語や無断退室など受講上望ましくない行為に対してはマイナス評価を与える。)

【学生へのメッセージ】
予習・復習を行なった上で授業に真面目に取り組み、スケジュール通りに着実に学んでいけば、確実にインテリアデザイン及びインテリアコーディネートの基礎から応用までの知識と技術を身につけることができます。色鉛筆(18色)を準備してください。図面表現の技法と図面による検討の面白さ、楽しさを感じながら、実践的な技術を習得してください。

【教員の実務経験】
建築設計実務・インテリアデザイン実務に従事した経験を生かし、設計・デザインの面白さ、楽しさ、必要となる知識や技能を教示している。また、インテリア図面・パースの描き方を丁寧に指導している。

履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕SSⅠ1333

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2)生活環境に関する様々な分野の専門家との連携・協働に必要なコミュニケーション力とリーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(4)建築・デザイン分野に関する総合的な知識と専門的視点を有している。(知をみがく/知識・理解)
(5)高度専門職業人として求められるプレゼンテーションスキルを持ち、自らの意見を正確に相手に伝えることができる。(知をみがく/汎用的技能)
(6)一人ひとりの特性に応じてデザインすることができる感性や創造力を生涯にわたってみがき続けることができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
(7)修得した専門的知識と技術を土台として、これからの時代に必要とされる環境を適切に分析し、自ら創造していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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