科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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511100 |
専門基礎科目 |
教育の基礎理論 |
1回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
511102 |
教育心理学(1E456対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
小山内 秀和 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 幼児,児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程について,基礎的な知識を身につけ,子どもの学習活動を支えるための支援や指導につながる考え方を理解できる。 〔授業科目内容の概要〕 幼児期から青年期にかけての子どもの発達について,知覚・運動,認知,言語,対人関係,社会性といった諸側面から概観する。その上で,学習のメカニズムである条件づけや記憶機能,知識と思考,動機づけといった,学習活動を支える心理的メカニズムを解説する。さらに,それを踏まえた教授法の理論や教育評価,子どもを理解するための知的能力やパーソナリティなどの個性と集団に関する理論,適応の問題とその援助について説明する。 〔授業計画〕 第1回 イントロダクション:子どもの発達と教育心理学 第2回 子どもの発達1:新生児期,乳児期 第3回 子どもの発達2:幼児期 第4回 子どもの発達3:児童期 第5回 子どもの発達4:青年期以降 第6回 学習のしくみ 第7回 記憶のしくみ 第8回 学習の過程1:知識の獲得 第9回 学習の過程2:思考と問題解決 第10回 動機づけ 第11回 教授法と子どもの援助1:連合理論・認知理論・社会構成理論 第12回 教授法と子どもの援助2:授業と教師の影響力 第13回 教育評価 第14回 子どもの個性と集団の理解 第15回 子どもの適応の課題とその支援 第16回 定期試験 〔授業外学修の指示〕 予習や復習が大切である。用語もしっかりと理解して,覚えておくこと。 〔使用教材〕 『教師と学生が知っておくべき教育心理学』武田明典(編著),北樹出版,2020年,ISBN 978-4-779306358 その他,教員が用意した資料を配布する。 〔参考図書〕 『教育心理学 第3版』子安増生・田中俊也・南風原朝和・伊東裕司 (著),有斐閣,2015年 (ISBN 978-4-641-07245-9) 『教育心理学:言語力から見た学び』福田由紀他 (著),培風館,2016年 (ISBN 978-4563052485) 〔成績評価の方法・基準〕 ・定期試験 (60%) ・各回のアンケートまたは小レポート (OpenCEASで課題を設定し指定された方法での提出とする:40%) で評価する。 〔学生へのメッセージ〕 適宜ワークを用意する。受講生の積極的な参加を期待する。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕FUP2121 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |