教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
511850
専門基礎科目
教育の基礎理論
2回生 前期
授業コード 科目名 単位
511851
教育方法・技術論(総合的な学習の時間の指導法を含む)(2E123対象)
2
代表担当者名
西端 律子
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)教育内容と教育方法を切り分けて考えることができる。
(2)少子化、教育観の変化、技術の進歩など教育方法の変化の背景を理解する。
(3)教育メディアの変遷、教育の情報化、プログラミング教育の現状について理解する。
(4)総合的な学習の時間についての指導を行うことができる。

〔授業科目内容の概要〕
本授業においては、教育方法および教育技術について、理論と演習を行う。
教育方法については、少子化、教育観、技術の進歩など、変化した背景を理解するとともに、「教育のデジタル化」および「小学校プログラミング教育」に対応できる資質を獲得したい。
また、総合的な学習の時間の指導内容、方法について講義を行う。


〔授業計画〕
第1回 導入とオリエンテーション・教育方法と教授内容
第2回 適切な教育方法の選択
第3回 教育観の変化による教育方法の変化
第4回 少子化による教育方法の変化
第5回 技術の進歩による教育方法の変化
第6回 教育メディアの変遷と学校放送番組の活用
第7回 総合的な学習の時間の成立と領域
第8回 総合的な学習の時間のさまざまな地域での取組
第9回 総合的な学習の時間の年間指導計画の作成
第10回 総合的な学習の時間の授業案作成
第11回 総合的な学習の時間とプログラミング
第12回 プログラミング演習(Viscuit)
第13回 プログラミング演習(Scratch)
第14回 プログラミング作品制作
第15回 作品グループ内発表

〔授業外学修の指示〕
教育方法はICT環境で大きく変化する。
各自でICT活用能力をあげるとともに、特にプログラミングについては、授業外での学修時間を確保すること。

〔使用教材〕
指定しない

〔参考図書〕
小学校学習指導要領(最新版)
その他、授業中に紹介する。

〔成績評価の方法・基準〕
提出物(25%)、レポート試験の評価(75%)

〔学生へのメッセージ〕
積極的に参加してください。各教科の指導法につながる「教え方」の基礎となります。来るべき教育実習で実際に自分が「きちんと教える」ことができるよう、長いスパンで考えてください。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕FUP2122

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
(9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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