教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
512310
専門基礎科目
教職の基礎理論
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
512312
教職概論(幼保)(1E456対象)
2
代表担当者名
大城 愛子
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)幼稚園教諭・保育士・保育教諭といった教職・保育職の意義と役割、資質能力、職務内容等を理解している。
(2)幼児教育・保育専門職への意欲が高く、教職・保育職としての基本的なあり方について理解している。

〔授業科目内容の概要〕
本講義では、幼稚園教諭・保育士・保育教諭の専門性について、講義やグループ討議・グループワークを通じて学修する。まず、公教育の目的および今日における幼児教育・保育及び教職・保育職の社会的意義や生涯にわたって学び続けることの必要性を理解する。そして、近年の幼児教育・保育の動向を踏まえた上で、専門職としての役割や資質能力について学ぶ。さらに、教員や保育士の職務内容の全体像を理解し、研修の意義や服務上・身分上の義務について理解する。その上で、教職・保育職の専門性を生かした保育所・幼稚園・認定こども園内外の専門機関との連携のあり方やチームとして組織的に課題に対応するチーム学校運営の重要性について理解を深める。

〔授業計画〕
第1回 イントロダクション
第2回 幼児教育・保育の制度
第3回 保育者の社会的意義と役割
第4回 幼稚園教諭・保育士・保育教諭に関する規定と制度的位置づけ
第5回 保育者に求められる役割と資質
第6回 保育者の倫理
第7回 家庭との連携と多様なニーズへの対応
第8回 保育の省察・評価と質の向上
第9回 職員間の連携・協働とチーム学校運営の重要性
第10回 専門職間・専門機関との連携・協働
第11回 地域との連携・協働と幼保小連携
第12回 保育者の資質向上の取り組み
第13回 保育者のキャリア形成
第14回 幼児教育・保育における今後の課題
第15回 まとめ

〔授業外学修の指示〕
予習や課題を課す。課題を出す際には期限を明確に示すので、確認不足・勘違いなどによる提出忘れのないよう、十分に注意すること。課題の締切期限を守らなかった場合は受理しない。

〔使用教材〕
『保育者論』矢藤誠慈郎・天野珠路 編 中央法規 ISBN:978-4-8058-5787-8

〔参考図書〕
保育所保育指針(最新版)
幼稚園教育要領(最新版)
幼保連携型認定こども園教育・保育要領(最新版)

〔成績評価の方法・基準〕
授業中に提出するコメントシート及び課題60%、小テスト30%、グループ発表10%の割合で評価する。
課題の提出期限に間に合わなかったものは受理しない。また、出典を示さずに論文・記事・ネット上から盗用したものについては0点とする。

〔学生へのメッセージ〕
日頃から子どもや保育に関する情報に関心をもって臨んでください。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕ETP2121

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能)
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