教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
521000
専門科目
認定心理士資格
3回生 前期
授業コード 科目名 単位
521001
社会心理学
2
代表担当者名
西迫 成一郎
科目内容
〔授業の到達目標〕
対人関係や集団行動など人間の社会的行動の諸側面について理解し、実生活において他者に共感性を持って行動できるようになる。

〔授業科目内容の概要〕
本講義は、社会的環境のなかでの個人や集団の諸々の行動を学修することを目的としている。本講義の内容としては、社会心理学とはいったい何を対象として何を目的として展開してきた学問であるのかをまず学んでもらう。また、対人相互作用や集団行動と集合行動の学習を通して、さらに社会のなかでの自己意識のあり方の学びを通して、社会的人間としての人間存在のあり方を社会心理学的な立場から学修する。

〔授業計画〕
第1回 社会心理学とは
第2回 対人認知
第3回 原因帰属
第4回 態度
第5回 自己
第6回 集団(1)集団行動の特徴
第7回 集団(2)集団内のリーダーシップ
第8回 集合現象(1)群集
第9回 集合現象(2)流言
第10回 社会的影響(1)社会的影響の源泉
第11回 社会的影響(2)服従
第12回 社会的影響(3)要請技法による社会的影響
第13回 親密な対人関係(1)親密な対人関係の規定因
第14回 親密な対人関係(2)恋愛関係
第15回 向社会的行動

〔授業外学修の指示〕
読むべき教科書の頁を指定するので必ず読んで理解し、そこに出てくる心理学用語について自らも積極的にさまざまに調べて理解を深めること。また、課題提出後も復習を欠かさず行い、学んだ心理学用語について理解を定着させること。

〔使用教材〕
『新・社会心理学の基礎と展開』中里至正他編著、八千代出版、2014年(ISBN978-4-8429-1623-1)

〔参考図書〕
授業中に示すことがある。

〔成績評価の方法・基準〕
1.各授業回の課題提出に対する評価:60%
(課題への解答は受講者お一人お一人で作成しなければならない(同じ間違えをしていないか等でチェックする)。
もし、他の受講生に作成してもらったものを解答として提出した場合は不正行為となる。また、課題解答の受付期間終了前に、自分の解答が他の社会心理学の受講生に伝わる行為をした場合は不正行為となる。
しっかりと学修のうえ課題に対して解答しているといえない場合は授業に出席したと認めない。詳しくは、下記〔学生へのメッセージ〕を必ず参照すること)

2.期末レポートの評価:40%

〔学生へのメッセージ〕
各授業回の課題を受付期間内で提出しなければ、その授業回は欠席となる。
また、各授業回の課題のなかで文章中の[ ]をうめる課題があるが、これは提示された授業資料や使用教材をしっかり確認すれば間違うことがない課題であるので、課題を提出していても1問でも間違いがあれば原則その授業回は欠席とする。また、文章を書く課題でも、しっかりと学修のうえ考えて解答して提出したと認められない場合は、その授業回は欠席とする(半期で2単位を修得する場合、1回の授業に対して270分の学修時間が必要と定められている。提示された授業資料は何度も確認するなどして、しっかりと学修すること)。
なお、社会心理学を学ぶにあたっては、1,2回生で学修した心理学の知識があった方が望ましい場合があるので、これまで学んだ心理学の知識をあらためて理解して授業に臨むこと。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕UHM2133

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
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