科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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531160 |
専門科目 |
保育対象の理解 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
531162 |
子ども家庭支援の心理学(2E456対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
田仲 ともみ |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)生涯発達に関する心理学の基礎的な知識を習得し、初期経験の重要性、発達課題等について理解している。 (2)家族・家庭の意義や機能を理解するとともに、親子関係や家族関係等について発達的な観点から理解し、子どもとその家庭を包括的に捉える視点を習得している。 (3)子育て家庭をめぐる現代の社会的状況と課題について理解している。 (4)子どもの精神保健とその課題について理解している。 〔授業科目内容の概要〕 まずはじめに、ライフサイクルにおけるそれぞれの時期の発達について概観し、初期経験の重要性、発達課題について学修する。次に、子どもの発達に重要な役割を持つ家族・家庭の意義や機能を理解するとともに、親子関係や家族関係について理解を深め、親としての育ちについても考える。また、現在の子育て家庭を取り巻く社会的状況や特別な配慮を要する家庭について取り上げる。最後に、子どもの心の健康にかかわる諸問題について学び、子どもとその家庭を包括的に捉えて支援する視点を持つ事を学修する。 〔授業計画〕 第1回 生涯発達1-乳児期の発達 第2回 生涯発達2ー幼児期の発達 第3回 生涯発達3ー学童期の発達 第4回 生涯発達4-青年期の発達 第5回 生涯発達5ー成人期・中年期の発達 第6回 生涯発達6ー高齢期の発達 第7回 家族・家庭の理解1-家族・家庭の意義と機能 第8回 家族・家庭の理解2ー家族関係・親子関係の理解 第9回 家族・家庭の理解3ー子育ての経験と親としての育ち 第10回 子育て家庭に関する現状と課題1-子育てを取り巻く社会的状況 第11回 子育て家庭に関する現状と課題2-ライフコースと仕事・子育て 第12回 子育て家庭に関する現状と課題3ー多様な家庭とその理解 第13回 子育て家庭に関する現状と課題4-特別な配慮を要する家庭 第14回 子どもの精神保健とその課題1-子どもの生活・生育環境とその影響 第15回 子どもの精神保健とその課題2-子どものこころの健康にかかわる問題 〔授業外学修の指示〕 各回の授業の箇所について、前もってテキストを読んでおくこと。 〔使用教材〕 『子ども家庭支援の心理学』白川佳子・福丸由佳 編著、中央法規、2019年(ISBN978-4-8058-5789-2) 担当者が配付した資料 〔参考図書〕 授業中に示すことがある。 〔成績評価の方法・基準〕 定期試験:60%(授業で学習した内容全体を出題範囲とする) 提出物 :30%(毎回授業終了後にコメントシートを提出する) 受講態度:10%(授業への参加態度等により評価する。なお、私語や無断退出など受講上望ましくない行為に対してはマイナス評価を与える) 〔学生へのメッセージ〕 積極的に参加して理解を深めて下さい。 適宜ワークを行います。日頃から子どもやその家庭に関する事柄について考える機会を持つようにしてください。 〔教員の実務経験〕 児童相談所での相談・判定業務、地方自治体での心理相談員としての実務経験を活かし、子ども自身の発達とその家庭を支援することに取り組んでいる。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕PEC2132 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性) (2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性) (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (6)グローバル化時代に求められる教育や特別な支援を必要とする子どもへの対応など、教育をめぐる新たな課題を理解し、それらに適切に対処できる力を身につけている。(知をみがく/知識・理解、汎用的技能、美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) (9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |