教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
550660
専門科目
保育対象の理解
3回生 前期
授業コード 科目名 単位
550661
子どもの健康と安全(3E123対象)
1
代表担当者名
毛利 春美
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)子どもの発育発達や健康問題について理解することができる。
(2)子どもの健康及び安全に係わる知識や技能を身に付けることができる。

〔授業科目内容の概要〕
子どもの保健で学習した基礎知識をもとに、子どもの健康管理や健全な発育発達を促すことができる知識・技能の習得を目的とする。
本授業では、子どもの発育・発達や病気、事故の特性を理解し、健康上の問題が生じたときには適切な状況判断や対応ができるように養護や応急処置の技能を習得する。また、子どもを取り巻く新たな健康問題や慢性疾患、発達障がいのある子どもへの対応、災害時の対応についても学ぶ。

〔授業計画〕
第1回 子どもの健康と保育環境
第2回 子どもの保健に関する個別対応と集団全体の健康および安全の管理
第3回 衛生管理(施設環境、屋内・屋外衛生管理)
第4回 事故防止および安全対策
第5回 危機管理と災害への備え
第6回 体調不良や傷害が発生した場合の対応と応急処置
第7回 救急処置および心肺蘇生法
第8回 感染症の集団発生の予防
第9回 感染症発生時と罹患後の対応
第10回 保育における保健的対応の基本的な考え方(保育活動、日常生活における保健的な視点)
第11回 3歳未満児への対応(抱き方、食事、口腔保清、着脱、沐浴・入浴、寝かせ方)
第12回 個別的な配慮を要する子どもへの対応,障害をもつ子どもへの対応
第13回 身体計測、沐浴、衣類着脱演習
第14回 食事、寝かせ方演習
第15回 定期試験
第16回 保育における保健活動の計画および評価・保健活動における職員間の連携・協働と関係機関との連携

〔授業外学修の指示〕
「子どもの保健」で学んだ基礎知識を復習しておいてください。
定期試験は各章に掲載されているおさらいテストを参考に出題します。必ず復習をしておいてください。下記参考図書も予習やレポート作成に活用してください。

〔使用教材〕
『授業で現場で役に立つ!子どもの健康と安全 演習ノート』改訂第2版 小林美由紀、診断と治療者、(ISBN978-4-7878-2532-2)

〔参考図書〕
「子どもの保健 健康と安全」岩田力、細井香、光生館、ISBN978-332-70201-6
「子どもの保健~健康と安全~」小國美也子、日本小児医事出版、ISBN978-4-88924-272-0
「子どもの健康と安全」中根淳子、佐藤直子他、ななみ書房、ISBN978-4-903355-81-8
「子どもの保健と安全第2版」高内正子 教育情報出版ISBN978-4-909378-24-8
「子どもの保健Ⅱ演習」高内正子 保育出版社 ISBN978-4-905493-05-1
「子どもの健康と安全」大西文子 中山書店ISBN978-521-74777-4
「子どもの保健と安全演習ブック」小林玄他 ミネルヴァ書房 ISBN978-4-623-08910
「子どもの健康と安全」丸尾義博他 ミネルヴァ書房 ISBN978-4-623-09023-5

〔成績評価の方法・基準〕
受講態度:15%
レポート課題:25%
定期試験:60%

〔学生へのメッセージ〕
子どもの発達段階における特徴を理解し、それに応じたかかわりができるように既習の知識を大いに活用して積極的に演習に参加してください。なお、演習時は、周囲の安全と身だしなみや手の清潔に注意をしてください。

〔教員の実務経験〕
看護師の実務経験を活かし、事例を示しながら学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PEC2133

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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