教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
551080
専門科目
保育対象の理解
3回生 前期
授業コード 科目名 単位
551082
子育て支援(3E456対象)
1
代表担当者名
上田 庄一
科目内容
〔授業の到達目標〕
保育相談支援の意義と原則について理解する。子どもの支援と同時に、保護者支援の基本を理解する。また、保育所や児童福祉施設等における保護者支援の実際について等も理解する。

〔授業科目内容の概要〕
保育現場では、保護者支援が求められている。保護者の置かれている実態、また、現代の子ども達の置かれている現状も学ぶ中で、保護者が何を求めているかを考える。その中で、「子どもの最善の利益」を土台にした支援方法をまなぶ。また、保護児童の家庭に対する支援、更に障害児施設や母子家庭生活支援施設における保育相談支援も理解する。

〔授業計画〕
第1回 ガイダンス
第2回 現代の子ども達のおかれている現状 ① 虐待
第3回 現代の子ども達のおかれている現状 ② 養護
第4回 子どもの最善の利益と福祉の重視
第5回 子ども・親の理解
第6回 相談場面における親理解
第7回 子どもの問題行動とは
第8回 保育相談支援の原理
第9回 保育士の役割と親との信頼関係と自己決定について
第10回 保護者への支援計画とカンファレンス
第11回 保育相談支援の展開
第12回 児童福祉施設における保育相談支援Ⅰ 特別な配慮を要する家庭への支援の実際
第13回 児童福祉施設における保育相談支援Ⅱ 要保護児童の家庭への支援の実際
第14回 児童福祉施設における保育相談支援Ⅲ 障害児施設・母子家庭における保育相談支援
第15回 児童福祉施設における保育相談支援Ⅳ 他機関との連携を要する支援の実際
第16回 テスト

〔授業外学修の指示〕
予習して受講すること。また、レポートなどの提出物の締め切りは守ること。

〔使用教材〕
「保護者支援・子育て支援」
小野﨑佳代・石田幸美 編著
ISBN978-4-623-08766-2

〔参考図書〕
なし

〔成績評価の方法・基準〕
定期試験:80% 提出物(レポート):20%

〔学生へのメッセージ〕
子ども達の健全育成のため、真摯な態度で学び、指導者となるための資質を高めて下さい。積極的な発言を期待します。

〔教員の実務経験〕
児童福祉施設(児童自立支援施設・カウンセラー・指導員)児童相談所での業務、その後の大学での幼児教育学科での指導等を通じて体感したことを授業の中で教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PEC2133

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(2)同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。(徳をのばす/態度・志向性)
(5)高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。(知をみがく/汎用的技能)
(9)修得した専門的知識と技術を活用し、地域社会全体の教育力の向上・発展に寄与できる。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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