| 科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
|---|---|---|---|
552800 |
専門科目 |
養護に関する科目 |
2回生 後期 |
| 授業コード | 科目名 | 単位 | |
552801 |
健康相談 |
2 |
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| 代表担当者名 | |||
髙田 恵美子 |
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| 科目内容 |
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| 〔授業の到達目標〕 （１）養護教諭の職務の特質と保健室の機能を生かした健康相談について理解することができる。 （２）子供の心身の健康課題を早期発見し、その対応や支援の方法を身に付けることができる。 〔授業科目内容の概要〕 養護教諭が行う健康相談は、子供の心身の健康問題に対して専門的観点から行われ、健康管理だけでなく、自己管理能力を育むなど子供の人間形成にも大きな役割を果たしていることから、養護教諭の職務の特質と保健室の機能を生かした健康相談について理解し、実践できることを目的とする。 本授業では、健康相談に関する基礎的理論や技能を習得し、事例を通して、問題の分析や判断を行い、関係者と連携した支援の方策について学ぶ。 〔授業計画〕 第１回 健康相談の意義・ねらい・目的と養護教諭が行う健康相談 第２回 児童生徒のヘルスニーズの現状と相談活動のプロセス 第３回 保健室来室者に対する健康相談 第４回 健康相談に必要な理論と技法（面接・カウンセリング） 第５回 健康相談に必要な理論と技法（心理テスト等） 第６回 健康相談における関係者との連携 第７回 健康相談の実際（慢性疾患） 第８回 健康相談の実際（不登校） 第９回 健康相談の実際（いじめ） 第10回 健康相談の実際（自傷行為） 第11回 健康相談の実際（虐待） 第12回 健康相談の実際（PTSD） 第13回 健康相談の実際（性の問題） 第14回 健康相談の実際（発達障害） 第15回 健康相談の記録と事例検討の進め方 〔授業外学修の指示〕 健康相談は子供の心身の健康問題に対応するため、解剖生理学、学校看護Ⅰ、Ⅱ、精神保健学などの関連科目を復習し、総合的に考察できるようにしておいてください。健康相談の実際については、事例検討に関するレポート課題を出します。 〔使用教材〕 『教職員のための子供の健康相談及び保健指導の手引－令和3年改訂－』日本学校保健会、2022年 〔参考図書〕 『教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応』文部科学省、2009年 『子どもの心のケアのために－災害や事件・事故発生時を中心に－』文部科学省、2010年 『子どもたちを児童虐待から守るために－養護教諭のための児童虐待対応マニュアル－』日本学校保健会、2014年 〔成績評価の方法・基準〕 授業課題：70%（レポート試験含む） 受講態度：30% 〔学生へのメッセージ〕 養護教諭は子供の心身の健康問題を発見しやすい立場にあります。子供の小さなサインも見逃さないで、多職種と連携しながら支援する力を身に付けていきましょう。 〔教員の実務経験〕 養護教諭、県教育委員会指導主事の職務経験者及び公認心理師有資格者として、養護教諭の相談活動等に関する実体験を示しながら、学生に健康相談の意義と方法について教示している。 |
| 履修に関して留意すること |
| 〔科目分類番号〕CSH2132 〔関連するディプロマ・ポリシー（学位授与の方針）〕 （1）生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。（徳をのばす／態度・志向性） （2）同僚・保護者・地域との連携・協働に必要な協調性やコミュニケーション力、リーダーシップを身につけている。（徳をのばす／態度・志向性） （5）高度専門職業人として必要な情報収集・処理能力やプレゼンテーションスキルを修得している。（知をみがく／汎用的技能） （7）授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。（美をつくる／総合的な学習経験と創造的思考力） |