科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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553600 |
専門科目 |
教科指導法 |
3回生 前期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
553601 |
社会科指導法(3E123対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
岡田 良平 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 1 社会科の目標と内容を実現するための授業設計の理論や具体的な方法、学習評価について理解している。 2 社会科における資料の重要性をふまえ、効果的に授業で用いる方法について理解している。 3 習得した理論や方法と学習指導要領の規定をふまえて単元計画や本時の学習指導案を作成して模擬授業を行うと共に、それらの分析ができる。 4 学習指導案が授業改善に果たす役割を理解し、本時の学習指導案の作成および評価ができる。 〔授業科目内容の概要〕 社会科とは、教育基本法第1条に示されている「平和で民主的な国家及び社会の形成者」の育成を直接担う教科である。我が国の学校教育における中核的役割を与えられた教科である社会科について、授業設計の視点から社会科概論で学んだ理論の理解を深めるとともに、社会科の目標を実現するためのICT機器等の効果的な活用方法や教具・教材づくりについて学ぶ。また、子どもの認識や思考の実態をふまえて授業を設計し、具体的な授業場面に応じた発問・アンケートや学習評価のあり方を構想し、授業展開に生かせる学習指導案を作成する力量を身につける。さらに、グループごとに作成した単元計画の発表と模擬授業を行い、これまでに習得した理論や学習指導要領の規定をふまえて分析を行う。 〔授業計画〕 第1回 オリエンテーション ・ 社会科の目標と内容,授業設計の基礎理論および評価 第2回 授業づくり①(社会科における学習の準備・発問・アンケートづくりの実践を通して学ぶ) 第3回 授業づくり②(学習展開・ふり返りを実践を通して学ぶ) 第4回 地域学習に対するアプローチと指導方法・社会科における地図の活用(ICT機器の活用を含む) 第5回 授業動画を活用した授業分析と資料の活用・板書・ノート指導の実際 第6回 社会科における深い学びにつなげる多様な表現方法と発展的学習の実際 第7回 単元計画と第1時の学習指導案の作成単元計画発表と模擬授業に向けての準備 第8回 授業構想・授業づくり・学習指導案の作成におけるグループ討議と検討会(単元全体の授業検討) 第9回 授業構想・授業づくり・学習指導案の作成におけるグループ討議と検討会(前時・本時・後時の授業検討) 第10回 授業構想・授業づくり・学習指導案の作成におけるグループ討議と検討会(指導案及び教具・教材の検討) 第11回 単元計画発表と第1時の模擬授業および意見交流・分析①-第5学年(国土に関する内容) 第12回 単元計画発表と第1時の模擬授業および意見交流・分析②-第5学年(気候と生活に関する内容) 第13回 単元計画発表と第1時の模擬授業および意見交流・分析③-第5学年(食糧生産に関する内容) 第14回 単元計画発表と第1時の模擬授業および意見交流・分析③-第5学年(米づくりに関する内容) 第15回 単元計画発表と第1時の模擬授業および意見交流・分析④-第5学年(水産業に関する内容) 〔授業外学修の指示〕 ・ 3人程度のグループでの単元の指導計画と単元構想図の作成および授業での発表を課す。そのため授業外でグループごとに時間をとって準備を進めておく必要がある。 ・第11~15回の講義は、担当班の発表資料を事前に読み、予習してから受講しなければならない。 ・授業内課題として模擬授業や指導案の作成があるため、個人でも計画的に課題を進めておく必要がある。 ・ 授業中に配布されたプリントやワークシートなどは、学習記録としてノートに整理して残していくこと。 〔使用教材〕 ・文部科学省『小学校学習指導要領解説 社会編』(東洋館出版) ・『新しい社会5上』(東京書籍)ISBN:978-448710525-0 〔参考図書〕 ・授業中に示すことがある。 〔成績評価の方法・基準〕 ・ 模擬授業の発表を含む授業内課題30%、レポート試験70%(指定された単元の単元計画および本時の学習指導案の作成)。 〔学生へのメッセージ〕 社会科概論での学修をもとに具体的な指導方法を学びます。単なるHow toの習得ではなく、指導者がどのようにテーマ設定し、アプローチするかで児童の学びや評価が変わります。実践的な学びが理論と結びつくように学修を深めましょう。 〔教員の実務経験〕 小中学校で14年間の教員経験をもち、授業づくりやカリキュラム・マネジメントの実践と研究をしてきた。特に地域学習の単元開発、教材研究、指導方法、評価のあり方について実践を通して指導している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕MSS2133 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |