教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
554200
専門科目
教科指導法
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
554203
家庭科指導法(2E56対象)
2
代表担当者名
中岸 須美子
科目内容
〔授業の到達目標〕
小学校家庭科の学習指導の目標や内容を理解する。
日常生活での課題をみつけ、よりよい生活を工夫しようとする態度や実践力を育てる教科内容に応じた指導方法を習得する。
最終的には家庭科の指導案を作成し、授業をイメージして学習展開ができる。

〔授業科目内容の概要〕
・小学校家庭科における目標とその内容について概説し、各題材に関する演習や実習等から教材研究を行い、授業を組み立てる。
・指導案を作成し、教科の学習内容をより深め、実践的指導力を養う。

〔授業計画〕
第1回 家庭科のとらえ方、教える視点の説明と授業の進め方、成績評価の説明等のガイダンス
第2回 小学校家庭科の目標及び内容の概要
第3回 年間指導計画と評価を知り、家庭科のガイダンス指導について学ぶ。
第4回 「小物づくり」の指導法を理解し、及び実習計画を立案する。
第5回 手縫い・ミシン縫いの基礎知識・技能や留意点を習得し、小物製作をする。
(準備物;裁縫セット・糸・針・はさみ・フェルト・はぎれ等)
第6回 小物作りの実習と指導展開のポイント考え、指導案の作成を検討する。
第7回 衣生活における手入れ・着方及び洗濯方法から指導法を考察する。洗濯表示を調べる。
第8回 食生活における栄養の大切さの理解と献立作り及び指導法を理解する。
第9回 「ごはんとみそ汁」の調理についての指導法を理解する。
第10回 物や金銭の使い方について、よりよい買い物の仕方の指導法を考察する。
第11回 家族・家庭生活の指導⑴自分の成長と家族・家庭生活⑵家庭生活と仕事について理解し、指導法を知る。
第12回 指導案作成提出1と模擬授業(B衣食住の生活)
第13回 指導案作成提出2と模擬授業(A家族・家庭生活)
第14回 指導案作成提出3と模擬授業(C消費生活・環境)
第15回 授業中試験と学習のまとめ

〔授業外学修の指示〕
配布資料はA4ファイルに綴じ、教科書・指導要領解説とともに常に読み返し、復習すること。

〔使用教材〕
小学校家庭 教科書5、6年生 開隆堂出版

小学校学習指導要領解説 家庭編(文部科学省)

〔成績評価の方法・基準〕
授業出席3分の2で評価する。授業中に課した指導案・プリント等提出物・小テスト45%、小物製作等15%、まとめテスト40%によって評価する。

〔学生へのメッセージ〕
毎日の生活が家庭科の学習に繋がっています。家庭科の大切さ、おもしろさ、楽しさを子ども達に伝えていくための授業づくりを映像視聴等通して考えていきます。前向きに意欲的に取り組んでください。
教科書やテキスト等しっかり参考にして提出物に反映してください。また、A4ファイルに資料など綴っておくようにしてください。

〔教員の実務経験〕
家庭科教諭の経験を活かし、家庭科の指導案の作成についての教示、模擬授業等の演習を行う。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕MSS2132

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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