教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
555220
専門科目
保育実習
2回生 後期
授業コード 科目名 単位
555221
保育実習指導ⅡA
1
代表担当者名
小山内 秀和
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)保育実習の意義と目的を理解し、保育について総合的に理解している。
(2)実習や既修の教科目の内容やその関連性を踏まえ、保育の実践力を習得している。
(3)保育の観察、記録及び自己評価等を踏まえた保育の改善について、実践や事例を通して理解している。
(4)保育士の専門性と職業倫理について理解している。
(5)実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識が明確である。

〔授業科目内容の概要〕
保育実践力を身につけ、保育の観察、記録、自己評価に基づく保育の改善についてや保育士の専門性と職業倫理について理解し、実習に対する課題を明確にする。具体的には、子どもの最善の利益を考慮した保育の具体的理解、子どもの保育と保護者支援、保育士の専門性と職業倫理などについて総合的に学び、保育実践力を高めるための実践を行い、保育の観察、記録、自己評価に基づく保育の改善について理解する。また、保育実習ⅡA終了後の事後指導も含む。

〔授業計画〕
第1回 保育実習(保育所)振り返り
第2回 保育実習(施設)振り返り
第3回 各自の課題の明確化と研究
第4回 保育実習(保育所)年齢別振り返り
第5回 保育実習(保育所)年齢別振り返り(他者の経験から学ぶ)
第6回 各自の課題研究の発表1-グループAの発表と検討-
第7回 各自の課題研究の発表2-グループBの発表と検討-
保育実習オリエンテーション(12月実習生対象)
第8回 各自の課題研究の発表3-グループCの発表と検討-
第9回 各自の課題研究の発表4-グループDの発表と検討-
第10回 各自の課題研究の発表5-グループEの発表と検討-
第11回 保育実習(施設)振り返り1-グループAの発表と検討-
第12回 保育実習(施設)振り返り2-グループBの発表と検討-
第13回 保育実習オリエンテーション
第14回 保育実習(施設)振り返り3-グループCの発表と検討-
第15回 保育実習(施設)振り返り4-グループDの発表と検討-
実習終了後 実習事後指導

〔授業外学修の指示〕
振り返りや課題研究など作成しなくてはならない課題提出物が多い。提出するように指示された課題は、必ずすべて提出しなくてはならず、期限厳守のこと。

〔使用教材〕
授業時に適宜資料を配布する。

〔参考図書〕
特になし。

〔成績評価の方法・基準〕
保育実習指導の出席すべき日数の5分の4に相当する日数以上に出席していない者および事前連絡なく2回以上欠席した者には成績評価を行わない。
提出課題は期限を厳守する。一つでも理由なく提出しない場合には不可となる。
提出物:90%(課題の内容を評価する)
課題への取り組み:10% (課題の提出状況を評価する)

〔学生へのメッセージ〕
各自の保育実習への課題を明確にし、課題について学ぶための授業である。
この授業に理由なく無断欠席や遅刻をしてはならない。やむをえない理由で遅刻する場合には、メールなどで連絡しなければならない。
各自の発表に無断で欠席してはならない。
提出するように指示された課題は、期日厳守し、必ずすべて提出しなくてはならない。一つでも提出しない課題があった場合には不可となる。
保育実習オリエンテーションに無断で理由なく欠席した者は保育実習参加を認められない。
また、オリエンテーションの日は、身だしなみを整え、スーツ着用で参加し、オリエンテーションの始まる5分前には着席すること。1分でも遅刻した者はオリエンテーションに参加できない。
保育実習指導ⅡAの単位が取得できない者は、保育実習ⅡAに参加できない。
1度目の実習を振り返り、2度目の実習に向けての各自の課題を明確にし、自ら学びましょう。

〔教員の実務経験〕
幼児教育・保育現場での教育、カウンセリング、相談など様々な実務経験を有する教員が、それぞれの経験を活かし、現場での実体験も示しながら、実際に求められる保育実習の現状を学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕TPF2132

「保育実習指導Ⅰ」の単位を修得していなければ、この科目は履修できない。
〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(1)生命への畏敬の念を持ち、教育に携わる者としての倫理観や子どもに対する深い理解と愛情を持っている。(徳をのばす/態度・志向性)
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
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