科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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556200 |
専門科目 |
教科に関する科目 |
2回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
556203 |
図工科概論(2Ec対象) |
2 |
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代表担当者名 | |||
西尾 正寛 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 ○学習指導要領図画工作科の目標と内容及び指導事項を理解する。 ○教科書題材の教材研究を通して資質・能力の実際を理解する。 ○教材研究の成果及び近現代の図画工作教育史を基に今後取り組むべき課題を考えている。 〔授業計画〕 第1回 図画工作科の目標,学年の目標の解釈。 第2回 図画工作科の内容-「A表現」「B鑑賞」〔共通事項〕。 第3回 造形表現に関わる児童の発達段階の特徴。 第4回 「A表現」で育成する思考力,判断力,表現力等の実際。:発想や構想する。 第5回 教材研究Ⅰ-1 絵に表す:多色刷り版を作成する。 第6回 教材研究Ⅰ-2 絵に表す:多色刷り版で刷る。 第7回 教材研究Ⅰ-3 絵に表す:多色刷り版で刷り重ねる。 第8回 教材研究Ⅰ-4 絵に表す:多色刷り版の活動を振り返る 第9回 教材研究Ⅱ 造形遊びをする:造形的な活動を思い付く。 第10回 教材研究Ⅲ 立体に表す:活動しながら目的を発展させる。 第11回 教材研究Ⅳ -1 板材を糸のこぎりで切る活動 第12回 教材研究Ⅳ -2 切った板材を組み合わせ立体に表す活動 第13回 教材研究Ⅴ 工作に表す:遊べるものをつくる。 第14回 教材研究Ⅵ「B鑑賞」で育成する思考力,判断力,表現力等の実際:見方や感じ方を広げたり深めたりする。 第15回 図画工作・美術教育の近現代史から考えるこれからの図画工作科。 〔授業外学修の指示〕 授業ごとに内容に応じた課題を出題する。 直接提出とCEASによる提出はその都度連絡をする。 〔使用教材〕 『小学校学習指導要領解説 図画工作科編』文部科学省,日本文教出版,2018年 ISBN978-4-536-59011-2 〔参考図書〕 『美術による人間形成』V・ローウェンフェルド 黎明書房 1995年(ISBN-13:978-4654040377) 『小学校教科書「図画工作科」』平成32年度版,日本文教出版,開隆堂 〔成績評価の方法・基準〕 ◯授業課題の提出(80%) ◯記述内容の質と量による加点(20%) 〔学生へのメッセージ〕 Covid-19感染防止のため,状況に応じて履修受入人数を制限することがある。 教材研究で行ったことが図工科指導法の学修につながるので,小学校教員免許を取得する人は履修することが望ましい。 〔教員の実務経験〕 教諭としての実務経験を活かし、図画工作科の目標及び内容を具体例を上げながら解説する。対面授業では,表現及び鑑賞の活動を通して図画工作科が育てる資質・能力の実際について体験的に学習する。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕CSS2132 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |