教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
556540
専門科目
教科に関する科目
4回生 後期
授業コード 科目名 単位
556541
算数科実践演習(つくろう!算数科)
2
代表担当者名
椎名 美穂子
科目内容
〔授業の到達目標〕
(1)算数科における教材研究を中心にした授業構想ができる。
(2)算数科の目標と内容を理解し、児童の実態について調査から把握したり自らの経験から想定したりすることができる。

〔授業科目内容の概要〕
算数科授業について教育現場でも活用できるようにするために、教材研究を中心に各学年の学習内容を理解しながら、ペアやグループで略案作成・模擬授業・協議会を通して実践力を培う。

〔授業計画〕
第1回 イントロダクション:各自の算数科への問題意識の確認
第2回 全国学力・学習状況調査問題、国際調査問題等を基にした教材研究の仕方
第3回 算数科における教材研究(教具体験:さんすうセットの教材教具)
第4回 「A数と計算」領域における教材研究・略案作成・検討
第5回 「B図形」領域における教材研究・略案作成・検討
第6回 「C測定」領域における教材研究・略案作成・検討
第7回 「C変化と関係」における教材研究・略案作成・検討
第8回 「Dデータの活用」領域における略案作成・検討
第9回 「A・B」領域から選び、ペア・グループ(又は個人で)による模擬授業練習と検討
第10回 「C・D」領域から選び、ペア・グループ(又は個人で)による模擬授業練習と検討
第11回 A領域から選び、ペア・グループ(又は個人で)による模擬授業と協議
第12回 B領域から選び、ペア・グループ(又は個人で)による模擬授業と協議
第13回 C領域から選び、ペア・グループ(又は個人で)による模擬授業と協議
第14回 D領域から選び、ペア・グループ(又は個人で)による模擬授業と協議
第15回 まとめと振り返り

〔授業外学修の指示〕
算数科指導法で学修したことの復習、教材研究を通した教材作り、文部科学省の小学校算数における学習支援コンテンツ等の視聴等を通して、教科に関する専門的知識、実践的指導力を高めましょう。

〔使用教材〕
・必要に応じて、講義中に資料を紹介、適宜配付する。

〔参考図書〕
・必要に応じて、講義中に資料を紹介、適宜配付する。

〔成績評価の方法・基準〕
1.授業における取り組み:50%
2.振り返りと課題提出:50%

〔学生へのメッセージ〕
・実際に教壇に立つ姿をイメージしながら取り組み、授業時間内で略案作成・教材作りをします。
・原則、体験的な活動を中心に対面授業で実施しますが、学修内容によってオンデマンド授業を組み合わせて行います。


〔教員の実務経験〕
国立附属小学校、公立小・中学校数学における教員としての勤務経験、教育委員会における教育行政、県内外の学校への指導に従事していた経験、文部科学省における学習指導要領作成委員や国立政策研究所協力委員等の経験を活かし、算数・数学科の児童生徒の実態や課題と数学的問題解決の取組について学生に具体的に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PSS2134

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解)
(4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解)
(7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力)
(8)生涯にわたって自律的に学び続け、教育者として自ら成長していくことができる。(美をつくる/態度・志向性、総合的な学習経験と創造的思考力)
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