科目コード | 科目区分 | 科目分類 | 配当回生 |
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556700 |
専門科目 |
教職実践演習 |
4回生 後期 |
授業コード | 科目名 | 単位 | |
556704 |
保育・教職実践演習(幼稚園)(三木) |
2 |
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代表担当者名 | |||
三木 美香 |
科目内容 |
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〔授業の到達目標〕 (1)保育者として必要な専門的知識・技術、教養・総合的な判断力、専門職としての倫理観を身に付けている。 (2)実習での実体験や収集した情報に基づき、幼児教育・保育に関する現代的課題についての現状を分析し、その課題への対応として求められることについて多様な視点から考察する力を習得している。 (3)身につけた知識・技能を基に自己の課題を明確化し、使命感や責任感、愛情等を持って保育を担当し、保育者としての職務を実践できる資質能力を身に付けている。 〔授業科目内容の概要〕 初回に自己の学びを振り返り把握し、個人の目標を設定する。前半は、保育者に必要な基本的資質の修得を中心とする。具体的には、幼稚園教諭・保育士・保育教諭の意義・役割、子どもに対する責任と愛情、社会性や対人関係能力、保育や子育て家庭に対する支援の展開に関して学修する。また、保育の現代的課題について多様な視点から考察する。後半は、保育に必要な知識・技能を実践力に高める事を中心とする。具体的には、幼児理解と環境構成、幼児理解とクラス経営、特色ある保育のフィールドワーク、保育内容の指導力に関して学修する。授業は、幼稚園・保育所での経験豊かな講師による講義、グループ討論、制作、事例研究、ロールプレイング、フィールドワーク等、様々な形態で実施される。 〔授業計画〕 第1回 イントロダクション、授業の内容と進め方、自己資質能力の分析と課題の確認 第2回 幼稚園教諭・保育士の意義・役割、子どもに対する責任と愛情 第3回 幼児の心の理解 第4回 幼児理解とクラス経営 第5回 幼児理解と環境構成 第6回 環境構成と教材研究 第7回 社会性や対人関係能力1-子どもとの関係 第8回 保育内容の指導力-運動遊び 第9回 保育の現代的課題1-いじめの問題 第10回 保育の現代的課題2-ICTのセキュリティ 第11回 保育の現代的課題3-特別支援教育の視点からのクラス経営 第12回 社会性や対人関係能力2-保護者との関係 第13回 特色ある保育のフィールドワーク1-子どもの学びを体験する 第14回 特色ある保育のフィールドワーク2-体験からの学び 第15回 総括・資質能力の確認とまとめ ※ 授業の進行上、講義の順番が入れ替わることがある。 〔授業外学修の指示〕 予習を課する回と、復習を課する回がある。指示に従い、必ず、予習・復習をしておくこと。 〔使用教材〕 授業資料を適宜配布する。 〔参考図書〕 授業中に示す。 〔成績評価の方法・基準〕 提 出 物:60%(授業の最後にポートフォリオ、制作物等を提出させ、その内容を評価する) 発 表:20%(制作物に関する発表、模擬保育等の内容を評価する) 受講態度:20%(授業中の質問や応答、学生同士の議論などの平常点や授業への参加度と貢献度を評価する) 〔学生へのメッセージ〕 内容は、個々人の修得内容と課題に合わせて変更する場合がある。また、授業内容の順番も変わることがある。 開講曜日・時間と異なる時間帯に実施する可能性がある。 幼児教育・保育についての4年間の学びを基に、幼稚園、児童福祉施設等において必要な実践力を持つために、積極的に学び、自分に不足する力を身に付けて欲しい。 〔教員の実務経験〕 幼児教育現場での教育、カウンセリング、相談など様々な実務経験を有する教員が、それぞれの経験を活かし、現場での実体験も示しながら、実際に求められる保育・教育実践の現状を学生に教示している。また、様々な教育現場経験者を外部講師として招き、具体的な現状も学生に教示している。 |
履修に関して留意すること |
〔科目分類番号〕ETP2134 〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕 (3)現代の教育課題に対する確かな理解と豊かな教養を備えている。(知をみがく/知識・理解) (4)学校教育、幼児教育、保健教育に関わる分野の高度専門職業人として必要な教育学の諸理論、子どもの発達、各教科・領域の内容や指導法、学校保健等についての専門的な知識を有している。(知をみがく/知識・理解) (7)授業や保育、養護に関わる内容・活動について自ら考え、実践し、マネジメントしていく力を身につけている。(美をつくる/総合的な学習経験と創造的思考力) |