教育学部 2024年度版
更新日:2024/04/10
科目コード 科目区分 科目分類 配当回生
557600
専門科目
教科に関する科目
1回生 後期
授業コード 科目名 単位
557601
ピアノ入門演習B(1E1対象)
1
代表担当者名
衛藤 晶子
科目内容
〔授業の到達目標〕
・ピアノ演奏初級者が、幼児教育及び小学校教育現場で必要とされるピアノ演奏の基礎的な技能を習得することができる。
・音楽活動を通して音楽の基礎理論を理解することができる。

〔授業科目内容の概要〕
・ML教室において、クラス全体での学習を基本とする。
・ピアノ演奏や弾き歌いを通して音楽の基礎理論と伴奏法などについての理解をめざす。
・適宜、TA(ティーチングアシストタント)による個別指導を行い、各回における技能習得をめざす。
・授業内容を踏まえた課題を課し、指導内容の習熟状況に応じて授業を進める。
・幼児教育及び小学校教育の現場で必要となる教材曲を中心とする。

〔授業計画〕
第1回 オリエンテーション(授業の概要・グループ編成)
和音(主要三和音と属七の和音)
第2回 調性(1)(ハ長調)
第3回 調性(2)(ヘ長調)
第4回 調性(3)(ト長調)
第5回 調性(4)(ニ長調)
第6回 移調奏(1)(ハ長調からニ長調への移調)
第7回 移調奏(2)(ト長調からヘ長調への移調)
第8回 分散和音(1)(3拍子)
第9回 分散和音(2)(4拍子)
第10回 長調と短調(1)
第11回 長調と短調(2)
第12回 コードネームの仕組み
第13回 コード伴奏(1)
第14回 コード伴奏(2)
第15回 コード伴奏(3)
第16回 実技試験

〔授業外学修の指示〕
・ピアノ演奏の基礎的な技能習得には、日々の練習の積み重ねは欠かせないため、授業内容を繰り返し練習すること。そのため、家庭にピアノやキーボードなどの鍵盤楽器を用意して受講することが望ましい。
・課題に取り組むことで授業内容が定着するため、主体的に取り組むこと。

〔使用教材〕
・『畿央大学 教育学部 教員・保育士養成のためのピアノ教本Ⅱ』(2023)衛藤晶子・渡邊真一郎(授業内で配布するため購入は不要)
・教育芸術社『改訂 ポケットいっぱいのうた』鈴木恵津子・冨田英也編 ISBN:9784877884857

〔参考図書〕
・授業内で、適宜紹介する。

〔成績評価の方法・基準〕
・実技試験:50% (弾き歌いとコード伴奏の課題曲を1曲ずつ課す)
・課題への取り組み:30%(課題となった楽曲への取り組みを評価する)
・提出物:10%(伴奏の記譜プリントの提出を課す)
・受講態度:10%(授業中の質問や応答の適切性、学生同士の議論への参加度・貢献度を評価する。なお、私語や無断退室など受講上望ましくない行為に対してはマイナス評価を与える)

〔学生へのメッセージ〕
ピアノ演奏初級者を対象にしています。簡単な楽譜を見て自分で伴奏をつくって演奏できることをめざします。
ピアノ演奏は、日々の積み重ねが大事です。積極的に練習に取り組むようにしてください。その結果として、第15回の授業終了時には、幼児教育及び小学校教育で活用できる伴奏法を身に付けることを期待しています。音楽の基礎理論については「音楽科概論」の学修内容と関連させることで理解しやすくなります。なお、受講人数や経験によってシラバス内容や教材が変更になる場合があります。

〔教員の実務経験〕
教諭、ピアノ講師、ピアノ奏者としての実務経験を有する教員がそれぞれの経験を活かし、音楽表現に必要なピアノ演奏技能及び基本的な音楽理論を学生に教示している。
履修に関して留意すること
〔科目分類番号〕PEC2131

〔関連するディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)〕
(2) 人間を総合的に理解し、修得した専門的知識と技術をもって健康と教育に関する諸課題に適切に対応できる。
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